「何姉さん~~~!」
「……ん? 何かな、婿殿?」
「悪いのだけれど、何太后さまへとパーティー権限を戻してくれるかな~~~! 何太后さまに経験値を稼がさないと今後の戦で苦労することになるからおねがい~、何姉さん~~~!」
僕は何太后さまと何進将軍との家族会議を終え……。何太后さまがこれから先に産むことになるだろう子供の一人が
僕は何姉妹に『日本人なるのはいいけれど。何太后さまや何進将軍はこちらの世界かと日本を安易に行ったり来たりできる訳なの?』と尋ねました。
すると何進将軍が『婿殿出来ますよ』と、僕に微笑みながら教えてくれると。
「理樹~、日本とこちらの世界を自由に移動できなければ。朕が毎夜、理樹の許へと小霊帝と共に、うらめしや~! と言えぬで、あろうに~』
何太后さまが『うっ、ふふふふふふ』、『ほっ、ほほほほほほ』と僕に微笑みながら教えてくれた。
それを聞き僕は『なるほど!』と腕を叩いて、それで家族会議が終わり。只今何進将軍が持っている、前世の僕、討伐パーティーのリーダー権限を何太后さまへと譲渡して欲しいと嘆願をしました。
(済)