村歩き
寺子屋までの
散歩
わらしべ持って
心を測る
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長屋で目を覚ました子供らは、全員を連れてわらしべを持たせて寺子屋まで歩くことにした。
あちこちで小鳥が鳴き、
新しい場所に慣れて、人間関係をつなげていければ流れができる。
わらしべを持たせるのは、手持ち無沙汰を避けるため。
わらしべを使って、何かを伝え合うため。
わらしべを伝う触覚から何かを感じ取って、発見を繰り返したりして好奇心の芽を育てていく。
それぞれの子供らが持つ、湧き出てくる好奇心を待つ。その時間を大切にする村人たちなのでした。