白き蛇神は千年の愛を知る〜愛を喰む神から少年は逃げられない〜
月城あかり
BL現代BL
2026年05月24日
公開日
4.3万字
連載中
重たい人外イケメン執着攻め×青春に憧れる陰キャ受け
高校生・遠月冬斗は、目の色が紫なことから、人目を避けて日陰で生きてきた。
東京から雪深い閉鎖的な村・白泰村へ引っ越してきた日から、冬斗の運命は静かに狂い始める。
冬斗は村で“特別”とされる美青年、椿一葉と出会う。
誰にでも優しく、穏やかで、どこか浮世離れした一葉。
しかし冬斗は、彼と出会ってから奇妙な夢を見るようになる。
――銀髪の男。紫の目。
――引き裂かれた恋人たち。
――そして、“大蛇”に喰われる夢。
さらに、一葉は冬斗の紫色の瞳を見つめ、恍惚とした声で囁く。
「綺麗だね」
「……食べたら、美味しそう」
やがて冬斗は知っていく。
白泰村に伝わる“蛇神”の伝承。
村人たちが一葉へ向ける異様な信仰。
そして、自分がこの土地へ呼ばれた理由を。
――愛を知らない神がいた。
執着。
神殺し。
奪われた記憶。
前世から続く、歪で純粋な愛。
「お前を逃がさない」
これは、
“普通”ではないから恐れられてきた少年と、
神として愛を知らなかった存在が、
千年越しに“幸せ”へ辿り着くまでの物語。