すでに作家としてスタートを切っている方々に、作家生活についてのさまざまなお話を聞く「ネオページ・インタビュー」。
今回は、ご夫婦ともに作家という「メリーさんのアモル」さんと「蒼井刹那」さんのお二人からお話を伺いました。
ーーまずは自己紹介をお願いできますか?
メリーさんのアモル 普段はシェアードワールド共有型創作活動サークル「AWs-Anotehr Worlds-」の代表を努めさせていただいております。作家兼プログラマの「メリーさんのアモル」と申します。名前長いよ! と思った方は「アモル」とだけ読んで頂いても構いません。ちなみに「メリーさん」は私の頭の上に乗っている人形の女の子の名前です(アイコン参照)。
ネオページでは『ヴィジョンリアリティ・オンライン』を連載させて頂いております。趣味は小説執筆、プログラミング、読書、ゲーム、映画鑑賞等です。共にインタビューを受ける蒼井とは夫婦の関係にあります。
蒼井 刹那 「AWs-Another Worlds-」作家兼イラスト、製本担当の蒼井 刹那と申します。普段は「AWs-Another Worlds-」で活動していますがソロでも活動しており、そちらではハンドメイド系も若干齧っております。とにかく多趣味、その中でも製本と料理とハンドメイドは執筆に次いで好きなことです。「AWs-Another Worlds-」公式では出せないようなセルフ二次創作本がBoothに並んでいたりするので気になる方はそちらもどうぞ。べつにえっちなやつではないよ!設定的な問題だけだよ!ネオページでは『ナイトウォッチ・アンダーワールド』を連載させて頂いております。アモル氏とは夫婦でありながらの同好の士、時には手を取り、時にはぶつかり合い、切磋琢磨しております。
ーー小説家になろうと思ったきっかけは何ですか?
メリーさんのアモル 小学校の時、親が遊んでいたSEGAの『ファンタシースターオンライン』というゲームに私もハマりました。その影響で『ファンタシースターオフライン』という二次創作ゲームをエンターブレインの『RPGツクールXP』というソフトで作り始めました。これが創作に目覚めた最初の出来事になります。それ以降も、自身の夢想する世界を現実のものとするため、様々な拙いゲームを作って公開しておりました。
それから、小学五年生の時に、「テーマから小説を書こう」という単元があり、そこで小説を書くことにハマりました。それ以降は小説で自身の夢想する世界を描くようになりました。ゲームも細々と作ってはいるんですけどね。
私が小説を書こうと思ったきっかけはそんな感じです。
では、蒼井どうぞ。
蒼井 刹那 元々はバンダイの『機動戦士ガンダムF91フォーミュラー戦記0122』にハマり、それの「オリジナルのキャラクターが主人公だったら」という所謂「夢小説」を書き始めたのですが、その後、これまたCLAMPの『魔法剣士レイアース』にハマり、「自分も異世界転移ものを書きたい!」というところからオリジナルで小説を書き始めました。
それ以前から自分の中で空想の世界を旅することが好きだったので、このオリジナル小説を書いたことで「自分の考えた世界を物語として記述する」楽しみに目覚め、それから本格的に執筆を行うようになりました。
そう考えると、実際に小説を書くようになったきっかけはこの二つの作品にあるな、と思っています。
ーーご自身の作品と相手の作品の魅力はそれぞれどこにあると思いますか?
蒼井 刹那 まず、自分の作品の魅力は「読んだだけでその場の様子が見える」という「読む映像」というところにあると思います。アモル氏の作品の魅力はやはりキャラクターが生き生きしているところでしょうか。キャラクターが活躍したり悩んだりしているところは読んでいて飽きがきませんね。
メリーさんのアモル 私の作品の魅力ですか。私は自分の夢想するものを形にするのが楽しくて作家をやっているところがあるので、どこが魅力と聞かれると回答が難しいですね。色々と伏線を仕込むのが好きなので、それが魅力になってたらいいなぁ、とは思います。
蒼井の作品の魅力は、なんといっても描写に妥協しないところだと思います。文字数だけ見ると冗長なのでは? と感じる事も多いのですが、読んでみると驚くほど無駄が少ない、ということが多いです。そして、読んでみると長さを感じさせない、そんな文章も魅力ですね。
ーーご自身の作品の中で、読者に特に見てほしい部分はどこですか?
メリーさんのアモル 難しいですね。見てほしい、とは少し違いますが、先の展開を予想しながら読んでみてほしいですね。私の作品は基本的に序盤からこっそりと先読みのための情報を敷いている事が多いので、それらを読み解きながら先の展開を予想してみるのも楽しい読み方、というか遊び方になるかな、と思っています。
蒼井 刹那 見てほしい、となると各キャラクターの生き様でしょうか。自分の作品では「世界に選ばれた、世界の申し子だ」というようなキャラクターは極力出さないようにしています。どのような生まれであってもその世界で生きる一つの命、彼らが懸命に生きる様を近くで見てほしい、と思っています。
ーーこれまでに何作品を書かれましたか?その中で最もおすすめの作品はどれですか?その理由も教えてください。
蒼井 刹那 黒歴史も含めたら25作品くらい……?多分30作品はないと思います。意外と少ない。最もおすすめとなるとアモル氏のサイト「AWs-Another Worlds-」で公開している『Vanishing Point』でしょうか。投稿サイトでなら確実に「暴力表現」でのR-15指定を言われそう、かつ読み手を選ぶような作品ではありますが先ほど答えた「キャラクターの生き様」はとにかくインパクト大。主役の三人がどのように選択し、どのように生きたかはぜひ読んでもらいたいです。
メリーさんのアモル pixivに上げている細かい掌編や短編、PBWのリプレイ等を除くと、私の運営しているサークルのWebページ「AWs-Another Worlds-」に公開している25作品が私の全てということになるかと思います。その中で最もおすすめしたいのは……うーん難しいですが、『Angel Dust』ですね。まさに「先を予想」するのが楽しい作品として作れたと自負しています。
ーー今回「ネオページ」での連載作品の主な見どころは何ですか?
蒼井 刹那 主人公の、迷いながらも自分の意思で決断し、前に進もうという意思の発現とヒロインや周りの大人たちとの関係性、といったところでしょうか。とはいえアクションも手抜きしているわけではないので、主人公の大立ち回りも是非とも見てもらいたいところです。
メリーさんのアモル 名声に取り憑かれた四人のティーンエイジャー、その行く末ですね。世界についても、現実世界がちょっと我々の住む世界より進歩しすぎてメガコープが世界を支配しているような状態なので、そのあたりの現実世界編も楽しんで頂ければと思います。当然、VR世界ならではのアクションも多数取り揃えておりますので、そちらも必見ですね。また、VR世界も現実世界をモチーフにした舞台に大きく3つに分けられる世界から侵食を受けているという設定なので、ちょっと現代ファンタジーっぽい風味も持っています。私の好きを詰め込んだ部分なので、そこも楽しんで頂ければと思いますね。
ーー今後、どのような作品を書きたいと考えていますか?
メリーさんのアモル やはり現代伝奇作品が好きなので、現代伝奇作品をまだまだたくさん書きたいですね。それから、ネオページさんのインタビューで言っていいことなのかは分かりませんが、私の運営しているサークル「AWs-Another Worlds-」は「共通した世界で物語を描く」ということを特徴としているのですが、その世界も今後もどんどん拡張していきたいですね。
蒼井 刹那 自分の好きなジャンルがSFやサイバーパンクなのでこれからもそのジャンルメインで書いていきたいと思っています。以前、とある配信者さんが企画したコンテストで受賞した作品の世界観を膨らませたサイバーパンクは次に書きたい作品でもありますし、魔法少女もの(ファンタジー)と見せかけたコテコテのSFも書いてみたいという欲があって企画を練っている最中です。
ーーお二人のそれぞれの執筆スタイルにはどのような違いがありますか?その違いがご関係にどのような影響を与えていますか?
蒼井 刹那 個人で書いている分には全体のプロットを立てて気が向いている間に集中して書く、「AWs-Another Worlds-」での原稿はプロットを立てる、確認してもらう、執筆する、随時チェックしてもらう、の繰り返しですが基本的に「自分の気分が乗っている時」に「自分の好きな曲をかけて」作品の世界に潜り込む感じですね。
アモル氏も似たようなものだと思っていたので影響は特に感じていないという(一人で突っ走る人なので、はい)
メリーさんのアモル そうですね、あまり創作スタイルには違いはないと思いますし、関係に影響を与えている気はしないです。私のスタイルも蒼井の回答とほぼそのままなので、あえて補足する必要がないくらいですね。同じスタイルなので「今気分が乗ってるから」と言えば、「あ、そうかー」とすぐに理解し合えるというのは関係への影響と言えるでしょうか?
ーー執筆中で最も楽しい瞬間はいつですか?
メリーさんのアモル 敢えていうなら、常に?書いている時は基本的に絶え間なく楽しいです。感想をもらった時は最高に楽しい気持ちになりますが、これは執筆〝中〟ではないですもんね。
蒼井 刹那 書いている時は常に、はわたしも同じですね。自分の中で動いているキャラクターが文字を積み上げるごとに現実のものになっていく、その瞬間はとても楽しく、嬉しいものです。アモル氏が感想をもらった時について言及しているのでわたしも言及すると、嬉しすぎて下手したら踊り狂います。
ーー執筆中で最も難しい、または辛い部分はどこですか?
蒼井 刹那 どのように書けばこの状況が伝わるか、イメージしやすいか、ですね。基本的にその場の空気をストレスなく感じられるように難解な言葉はよほどの意図がない限り使わないように気をつけていますがそれでも「この言葉、伝わるかな……」はあります。
メリーさんのアモル うーん、難しいですね。あんまり執筆中に辛いと感じる事はないのですが、そうですね、基本的に気が向いた時に書くスタイルで書いているせいで、納期が近いのにやる気が出ない時は「書かないと」という気持ちと「今は書ける気分ではない」という気持ちが板挟みになる時があり、そういう時は少し辛い時があるかもしれません。
まぁ、書き始めるとなんだかんだかけるんですけどね。追い詰められた時のパワー?
ーー執筆がもたらした最大の収穫は何ですか?
メリーさんのアモル 蒼井と出会えた事、ということにしておきましょうか。(ネオページ編集部:❤️〜)
蒼井 刹那 アモル氏と出会えて「AWs-Another Worlds-」に加入できた、ということでしょうか。(ネオページ編集部:❤️〜)
ーー執筆中、最も励みになるものは何ですか?
蒼井 刹那 読者からの反応は執筆のブースターになっていますね。
創作は孤独だと言う人もいる気がするのですが読者の反応があるということは少なくとも「待ってくれる」人がいるということで挫けそうになっても踏ん張る力になります。
メリーさんのアモル 私も読者からの反応が一番ですね。
過去の感想などは逐一記録していて、見返すことで執筆意欲へと変換していますね。
ーー書くことへの情熱が途切れたことはありますか?連載中の低迷期をどのように乗り越えますか?
メリーさんのアモル 私、基本的に飽き性で、何事も長く続かないのが常なんですが、不思議と執筆だけは情熱が途切れたり飽きた事がないんですよ。なので、低迷期と言うものを経験した事はないですね。一日や二日「やる気が出ない」時がないとは言いませんが、それでも三日経てば治りますね。その上で敢えて乗り越える方法があるとするなら、やはりファンレターや感想ポストといった反応を見返す事になりますね。
蒼井 刹那 実は学生時代に執筆に打ち込んでいたあと、「AWs-Another Worlds-」に参加するまで執筆がほとんどできなかった時期があったんですよね。その頃は他に楽しい事がいくつもあってそれらを転々として楽しんでいましたが、「AWs-Another Worlds-」に参加してから、特に『世界樹の妖精-Fairy of Yggdrasill-』の書籍化(同人誌化)作業辺りを起点に再び燃え上がりました。多分、「書けば火がつく」。
ーー執筆過程でお互いをサポートしたり、励ましたりしますか?
蒼井 刹那 サポートも励ましも邪魔も何でもします。という冗談はさておき、互いに読んで「この部分もうちょっと分かりやすくできないか」とか「こここれ入れたらもっと面白くならない?」という提案は結構あります。わたしはなかなかそういう提案ができず歯痒い思いをするのですがその分美味しいご飯で頑張ってもらおうとはしています……たぶん……
メリーさんのアモル 蒼井が答えた事が全てですね。付け加えるなら、蒼井の執筆がノっている時は、私が蒼井の当番を代わったりする時もあります。
ーー創作のアイデアやストーリーの方向性について一緒に話し合いますか?
メリーさんのアモル そうですね。「こんな話書こうと思ってる」みたいな相談はお互い積極的にしていますね。一人では気付けない視点を多く得られるので、非常に助かっています。
蒼井 刹那 アモル氏と同じく。
「この話が書きたい、きっと面白いから」と思ってもそれが独りよがりのこともあるのでまずはアモル氏に話して意見を聞く、を繰り返してアイデアを練り上げていきますね。これが外部の人間だと「ネタのパクリ」とかもあってできませんが、アモル氏だとたとえパクられたとしてもまるパクリではなくアモルライズされたものとなるので逆に面白いですし積極的に話すようにしています。
ーーお互いの原稿を読み合うことはありますか?もしそうなら、どのようなフィードバックをしますか?
蒼井 刹那 アモル氏の作品はほぼ読んで誤字脱字チェックはしています。他にも読んでいて気になる表現の確認や特に面白かった部分を伝えたり、をしていますね。身内であったとしても「面白い」と告げるのは大切な事だと思うので。
メリーさんのアモル ネオページ様で公開している作品など、蒼井個人名義で蒼井が受けている仕事については、蒼井の味を求められていると認識し、基本的にタッチしないようにしていますが、「AWs-Another Worlds-」の作品や蒼井の個人作品についてはほぼ一通り目を通して、積極的にフィードバックするようにしています。私の場合は、誤字脱字衍字の指摘を基本としつつ、表現についてやストーリーの流れについてなど、結構色々と気になったところは全て指摘するようにしていますね。
ーー共著の作品を作成したことはありますか?それはどのような経験でしたか?
メリーさんのアモル 「AWs-Another Worlds-」で連載中の『CGO』という作品が共著作品に当たると思うのですが、作家三人で書いており、足並みを揃えるのが難しく、まだあまり進んでいないのが現状です。どのような経験か、と言われると、「作家間の足並みを揃えるのは難しい」という話になりますね。
蒼井 刹那 アモル氏に同じく。
ただ、それ以外の作品においても「この部分にこれ入れたら?」と追記をしてもらう事があるのでそういう意味では他の作品も割と共著である……とも言えるのかもしれません。編集者、としてのアドバイスによる追記の扱いにもよりますが。
ーーお二人の執筆環境はどのようなものですか?お互いに影響を与えますか?
蒼井 刹那 基本的に自室のPC、さもなくば某大盛り? で有名な喫茶店にiPadを持ち込んでの執筆が最近の環境でしょうか……執筆アプリは共有、提案がしやすいGoogleドキュメントを使っています。アモル氏とは引き戸1枚隔てた隣室なので声をかけたりかけられたりしやすいので部屋越しに「ちょっとこれどう思う?」とか訊いてコメントを入れてもらったりします。
メリーさんのアモル 同じく、基本的に自室のデスクトップPCか、喫茶店にChromeBookを持ち込んでの執筆ですね。共有、提案がしやすいGoogleドキュメントを使っているのも同様です。ネオページさんでの執筆はWord指定なのと、共有提案がいらないので、LibreOfficeを使っていますね。最近は『Nola』というweb執筆アプリもちょっと気になっています。触ってみたところ便利だったので。蒼井と隣室なので〜気軽に声を掛け合ってるのも同様ですね。
ーー日常生活と執筆活動のバランスをどのように取っていますか?
メリーさんのアモル どのように……?仕事の時間以外は、執筆したい時に執筆し、そのサブとして日常生活がある、というイメージなのですが、どうかなぁ、お恥ずかしい話ですが、家事に比率は蒼井の方が多めになってしまっている現状があるので、ここは蒼井の方が色々と言ってくれるかもしれません。
蒼井 刹那 家事や内職、食事、睡眠以外の時間はほぼ創作に充てているのが現状ですね。気が向いたらイラストやイベント新刊の組版作業もしていますが割合的には8割位執筆に費やしているような……?家事に関してはわたしが担当している部分も多いですが、どうしても手を離したくないとかそういった時はアモル氏も協力してくれますし、「執筆したいけど執筆の時間が全く取れない!」ということは現状あまりないかと。
ーー作家を目指しながらパートナーと共に生活する人々に、何かアドバイスや経験を共有していただけますか?
メリーさんのアモル アドバイスですか。そうですね、集中する時は声かけする、というのは大事かなと思います。
創作をしていると誰もが「今から集中する」という時があると思いますが、そういう時は、「今から集中するから声かけないで」とちゃんと言っておく、というのは大事だと思います。
私と蒼井はお互い創作者なので創作中は邪魔しないように、が基本ですが、やはり用事があって声をかけたくなる時というのはあるもので、そういう時、相手が集中モードだったら、「今集中してたのに」というような喧嘩になることもあります。なので、「集中してるかは見ればわかるでしょ」と言わず、「今から集中するから」とちゃんと宣言しておくのが大事かなと思います。
あと、夫婦間でやりとりするチャットツールを用意しておくのも大事ですね、チャットツールなら必要な時に確認ができますから。
私と蒼井は「Discord」を使って夫婦間用のサーバーを作って、用途ごとにチャンネルを分けてやりとりしています。必要なやり取りの他に、減っている消耗品や買い物リストの共有、創作のアイデアのメモの共有などなどにも支えて、便利ですよ。
蒼井 刹那 アモル氏に同じく。
互いを尊重する、相手が無理という時に無理に干渉しない、一人で抱え込まない、というのは自分にかなり言い聞かせている部分でもあります。
あとは創作者同士であるなら「相手の作品に最大限の敬意を払い、決してこき下ろしたりしない」「相手の作品を読んで自分の作品がつまらないと言ったりしない」という「自分も相手も尊重する心」が大切かな、と(これは相手が創作者かそうでないかにかかわらず、ですね)わたしはアモル氏の作家としての生き方も作品も尊重しますし、自分の作家としての生き方も作品も大切にしている、というところからそう思っています。
ーー作品を読んでくれる、応援してくれるファンに対して、どのような言葉を贈りたいですか?
蒼井 刹那 わたしの作品を読んでくださり、本当にありがとうございます。読んでくれる、応援してくれる、その思いが創作の強力なエネルギーとなっています。応援してくれるということは期待してくれている、ということ(と、思ってます)、そんな方に向けてしょっぱい作品は作りません。
ので、これからも応援よろしくお願いします。
メリーさんのアモル だいたい蒼井が言ったのと同じことの繰り返しになってしまうのですが。いつも私の作品を読んで頂き、そして応援して頂き、本当にありがとうございます。応援して頂けた分に報いる事が出来るだけの作品を提供していきたいと思っておりますので、今後とも応援して頂ければ嬉しいです。
頑張ります!
ーー「ネオページ」に対してどのような期待をお持ちですか?
メリーさんのアモル 小説投稿サイトというと『小説家になろう』さんや『カクヨム』さんに始まり、直近ですと『ソリスピア』さんなどのような個人でさえも展開しているレッドオーシャンです。『ネオページ』さんがその真っ赤な海のどの部分にまだ漕ぎ出せる余地を見出して展開を始めたのか、その行く末はどうなっていくのか、少々野次馬っぽい意味で、とても注目しております。
期待している部分としては、私や蒼井のように、まだ埋もれている作家を発掘し、活躍の場を与えている活動については、非常に意義があると感じております。『ネオページ』さんは社員として編集さんを抱えていらっしゃるとのことで、そういった活動を今後も続けていってほしいですね。もちろん、『ネオページ』さんのマネタイズが上手くいく前提での話にはなりますが。
蒼井 刹那 アモル氏の言葉と同じく、投稿サイトは『小説家になろう』さんや『カクヨム』さん等、企業大手から個人運営のものまで様々なサイトが乱立したレッドオーシャンだと思います。
それだけ「文章が書ける」のであれば誰でも気軽に小説を投稿、自分を表現する場が増えた、ということですが、今回『ネオページ』さんのように別に小説投稿サイトで目立った活動をしていない(一時期個人で『小説家になろう』さんや『カクヨム』さんに投稿してましたが諸事情あって非表示にした)わたしたちに声がかかり、こうやって連載の場をいただけたということは驚きであり、他の作家志望の方へのエールになると思っています。
どのようなマネタイズを考えているのかなどは素人のわたしが考えても仕方ないので『ネオページ』さんが盛り上がり、今後大手に負けない素晴らしいサイトになることを期待しております。
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*作品リンクに記載されている連載話数および文字数は、インタビュー発表時点のデータです。
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