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第203話 もう一人の俺


「夕べ、新宿で飲んでただろ」



見知らぬ人から、声をかけられた。



まったく覚えがない。



似たようなことが何度かあった。






いわゆる、ドッペルゲンガーか? そいつと会ったら、俺は死ぬのか?



ついに、その時がやってきた。











「やっと、会えたな」俺と奴は同時に言った。



なるほど、奴も自殺願望の持ち主なのか。



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