僕の二人を嘲笑う様子は、そう長くは続かず終焉を迎えてしまう。
だって僕は直ぐに遺憾! 遺憾砲! を撃つような心境へと陥っていまうからだ。
◇◇◇
「えぇ~と、気を取り直して、次の先生の紹介はまた校長である
王允校長先生が二人……。今日から我が校の農業科の教師になる、張宝先生と張梁先生の容姿……。昭和初期の時代の、娘達のようなモンペ姿に驚愕……。狼狽……。唖然。呆然としたけれど。
エルフのお姉さまは自分の気を取り直して話……。
そして一息を入れると「ゴホン!」と空咳をして話しの続きを始めだす。
「……次は急に保険の先生が出産のために辞められたので、前任の先生の代わりに新しい先生に来て頂きました……」
王允校長先生は主の僕が知らない話……。
そう前任の保険の先生が妊娠で辞められるって! あの先生独身じゃなかったけぇ? 確かクラスの誰かが言っていた気がする? と、僕が思う訳だから。