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私にワルイコトを教えたのは政略結婚の旦那様でした
私にワルイコトを教えたのは政略結婚の旦那様でした
霧内杳
恋愛現代恋愛
2024年11月15日
公開日
10.4万字
完結済
「本当に俺でいいのか」 お見合いして結婚に異存はない。 それでも――一度は悪いことがしてみたかった。 そんな私を見合い当日、連れだしてくれたの見ず知らずの男の人でした。 彼は私の願いを叶えてくれ、素敵な恋もさせてくれた。 満足して私は、親が勧めるがままに見合いをしたのだけれど……。 まさか、相手が彼だと誰が思う? 城坂凛音(24) 石油企業『アッシュ』のご令嬢 大学図書館司書 ダークブラウンの髪を緩めのお団子。 小柄で、細身。 少し垂れた大きな目がチャーミング。 おっとりしているようでしっかり者。 さらっと辛辣なことを吐く。 × 灰谷炯(30) 三ツ星造船 御曹司 自身はグループの海運業会社の社長 背が高く、長めのスポーツ刈り。 丈夫の太いメタルハーフリム眼鏡が威圧的に見せている。 大学時代はラグビーをしてたので、がたいがいい。 俺様で押しが強いようで、繊細な心遣いができる。

第一章 初めてのワルイコト

第1話

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