目次
ブックマーク
応援する
いいね!
コメント
シェア
通報
永瀬くんは小鳥遊さんにぐいぐいふしだらに誘惑されたい♡先輩、どうか僕の初めてを奪ってください!
永瀬くんは小鳥遊さんにぐいぐいふしだらに誘惑されたい♡先輩、どうか僕の初めてを奪ってください!
満景美月(みかげみづき)
恋愛現代恋愛
2024年12月05日
公開日
2,247字
連載中
奥手で人見知りで彼女なしの永瀬。ほんわかドジっ子な小鳥遊先輩が気になる 永瀬和真(ながせかずま)は今まで彼女が一人もいたことがない。 告白もしたことがないし、なんなら初恋もまだなのだ。 文房具メーカーに勤める和真は真面目に仕事に励んでいた。 趣味は読書。姉と妹の影響で特に少女マンガと異世界恋愛アニメが大好きだが、高校生の時に揶揄われたトラウマから周りには内緒にしている。 和真は飲み会や合コンの誘いも断り続ける。 3次元の女性がちょっぴり苦手。 ある日、企画課の先輩である小鳥遊さんと二人で、文房具展覧会の地方イベントの出張に行くことになってしまい、あたふたする。 和真は女性と職務以外の話をしたことがなくって、緊張してテンパってしまう。 そんな和真に小鳥遊先輩はとっても優しくフォローしてくれ、少女マンガの話題で盛り上がる。 小鳥遊先輩とすごく居心地の良い時間を過ごすうちに、和真は小鳥遊先輩のことが好きになるのだが……。 どうやら、小鳥遊先輩はモテモテらしく、噂で婚約している彼氏がいるようだと耳にする。 絶望のどん底に落ちた和真は傷心を抱えたまま、一人で大好きな少女マンガ家のサイン会に行くと小鳥遊さんが男性と親しげにしている姿を見てしまいます。 失恋確定!? 永瀬くんの初めての恋はどうなってしまうのか。 連載中 全2話 2,247文字 2024年12月5日 更新 応募中 カクヨムコンテスト10 参加中 女性向けラブコメ要素 カクヨムコンテスト10参加者限定! PVやフォロー、感想を欲する人にご紹介! 「ほのぼのもので、ほのぼのと癒されたい」 天雪桃那花(あまゆきもなか)You @MOMOMOCHIHARE ありがとうございます。 感謝の気持ちでいっぱいです。 目次 関連小説 詳細 目次 第1話 初恋もまだなんです 2024年12月5日公開 第2話 彼女いない歴=年齢な僕でも……良いですか? 2024年12月5日公開 おすすめレビュー 自分の小説はレビューできません 書かれたレビューはまだありません この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか? 関連小説 コンテスト作品を執筆する自分の意欲を高めるために書くだけのメモエッセイ よっしゃ、カクヨムコン10に挑戦するか!/天雪桃那花(あまゆきもなか)You 21 エッセイ・ノンフィクション

第1話 初恋もまだなんです

 現実の恋は、素敵な少女マンガのようには上手くはいかないよね。


 そんなことは分かりきっているのに。


 でも僕は、夢見てしまうんだ。


 僕は永瀬和真ながせかずま


 えっと、そのぉ……、僕は今まで彼女が一人もいたことがないんだ。


 告白もしたことがないし、なんなら初恋もまだなのです。







          ***





 文房具メーカーに勤める僕は、いつでも真面目に仕事に励んでいた。


 だって、それだけが僕の取り柄といえるから。



 僕の主な趣味は読書です。

 小説、マンガ、純文学やエッセイ……けっこうなんでも読む雑食系……、いいや読書界ではがつがつ肉食系?

 気になる作品は、とりあえず一度は読んでみたくなる。


 だって、どんな物語読むまで気になって仕方がないもの。


 話題作から、埋もれた名作まで。


 僕の読書欲は止まらない。

 年々、勢いを増していく。

 何度か本棚を買い足して、家財道具の持ち物は本がだんぜん多い。


 買った愛読書たちは、なかなか捨てられない。

 学生の頃から買い貯めていたお気に入りの雑誌もたっくさんあったのに、両親に「家が本で潰れる。いい加減にしてくださいな」と泣く泣く古本屋さんやオークションサイトに出品させられてしまった。


 今は実家を出てアパートで一人暮らしをすることを計画中です。

 ただ、安月給の一人暮らし、本棚をたくさん置くわけにはいかないだろうな。




 僕は本の中でも現在は、姉と妹の影響で特に少女マンガと異世界恋愛アニメが大好きだ。

 だが、高校生の時に陽キャな女子や友達男子に揶揄われたトラウマから周りには内緒にしている。



 かなりコミュ障な僕は飲み会や合コンの誘いも断り続けています。

 なぜって……、だって……、3次元の女性がちょっぴり怖くて苦手ですから。




 そんな僕です。明後日、企画課の先輩である小鳥遊さんと二人で、文房具展覧会の地方イベントの出張に行くことになってしまい、あたふたしてます。


 僕は女性と職務以外の話をしたことがなくって、緊張してテンパってしまうのは目に見えているんだ。

この作品に、最初のコメントを書いてみませんか?