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自己肯定感ゼロのボクっ子陰キャちゃんを全肯定してみたら激重ヤンデレになりました
自己肯定感ゼロのボクっ子陰キャちゃんを全肯定してみたら激重ヤンデレになりました
崖の上のジェントルメン
恋愛スクールラブ
2024年12月20日
公開日
25.9万字
連載中
【毎週 水・土 夜9時更新】 「ボク、君がいないと生きていけない……」 恋人はおろか、友だちもろくにいない孤独な少女「黒影 彩月」は、いつも自分に自信がなく、生きているだけで苦しかった。 好きな漫画キャラクターに憧れて、自分の一人称を「ボク」と使っていたが、クラスメイトから「ボクっ子なんてオタクっぽくて気持ち悪い」と言われてしまったことにより、彼女は深く傷ついていた。 「ボクなんて、いない方がいいんだ……」 自分らしく生きることができず、自分の存在自体も否定してしまう彩月。そんな彼女は、ある日クラスの席替えによって「白坂 優樹」という少年と隣同士になる。 「僕は、君の一人称が『ボク』なのは、君らしくていいと思うよ」 優樹は、彼女のことを唯一肯定してくれる存在だった。彼だけが自分に微笑んでくれた。彼だけが自分の言葉に耳を傾けてくれた。 そんな彼に対して、彩月は次第に恋心を抱き始めてしまう……。 これは、上手く生きられない女の子の、不器用な恋愛物語。

1.その日は雨が降っていた

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