どうやら私の言う事が信じてもらえてないようです。人の寿命が『見えなくなる』私はどうしたらいいですか?
武 頼庵(藤谷 K介)
現代ファンタジー都市ファンタジー
2025年02月11日
公開日
4,428字
完結済
 特に外見が良いわけでも、学業が優秀なわけでもない私は、普通の学校に通う女子高生。
 ただし、私には人に言えない秘密がある。
 それは『人には見えているモノ』が『私には見えなくなる』というモノ。
 幼いころからそれは始まっていたのだけど、『子供の戯言だ』と片付けられ、両親でさえもその程度の認識だったと思う。
 でも、私にはそれらが当たり前のこと過ぎて、人前で行ってしまう事の重要性に気が付いていなかった。
 そんなある日、親戚の病気見舞いに入信している病院を訪れたときに、その事が発端で事件が起きてしまう。しかしその事が両親の『心持ち』が変化する事の発端にもなり、やがては理解者となってくれた。
 そしてもう一人、そんな私に寄り添ってくれる人がいる。
 
 人には見えているものが『見えなくなる』女の子が遭遇する、少し不思議で少し切ない物語――。
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人の寿命が『見えなくなる』私はどうしたらいいですか?