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第2話 智也 2

ぱっとしないし童顔で中学生によく間違われる。





遊びといえば友達とボウリングとかゲームをするくらい。





部活は美術部。





先輩との接点はまったくない。





でも僕はたまに学校で先輩を見掛けるとそれだけで一日、いや、一週間ハッピーだった。





そんな僕が夏休み最後の日、塾の帰り道に偶然、先輩と出会った。





先輩は涙を流してた。





僕はとっさにハンカチを渡した。





心配で理由を聞いても笑って首をふるだけで答えてくれなかった。

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