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華愁
BL現代BL
2025年04月23日
公開日
3,664字
完結済
人の余命が視《み》えてしまう僕は
小さい頃から一人でいることが多かった。
時が経ち、大学生になった今でも
”知人“と呼べる人は何人かいても
”友人“や”恋人“と呼べる人はいなかった。
そんななか、毎日同じ電車に
乗ってく男性がいた。
彼は僕を知らないだろうけど
僕は彼を知っていた。
なぜなら、彼は僕が通う
大学の講師だから。
名前は完甘棗(ししかいなつめ)。
余命は後一ヶ月。
僕は密かに完甘先生に恋心を抱いている。
登場人物
#栗花落理夕月
大学一年生・十八歳・文学部史学科
177cm・53㎏・B型・6月4日生まれ。
苗字が難読なため、知人は名前で呼ぶ。
他人の寿命が視える。
持病があるかないかも視える。
実は完甘が好き→後に恋人になる
完甘棗
生物学部講師・三十五歳
170cm・48㎏・O型・8月月21日生まれ。
持病持ち・余命一ヶ月だったが……?
夕月の恋人になる
諏訪森
夕月を、完甘の部屋に案内してくれた二年生。
面倒見がよい。
南海
夕月に完甘へのお使いを頼んだ。
田城
夕月の知人の一人・生物学部生物学科。
古宮
棗の高校からの友人。
居酒屋の店主。
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