瀧岡くるじ
現代ファンタジー異能バトル
2025年04月29日
公開日
10.5万字
連載中
現代日本の貧困家庭で育った朝倉澪里は超エリート七星学園を受験していた。
生徒一人一人を明確にランク付けし、競わせるこの学園をランキング上位で卒業すれば、望む地位を手に入れられる。
だが人生逆転を賭けて挑んだ試験中、急な頭痛に襲われ、大魔術師だった前世の記憶を取り戻す。
それはこの学園が現代の魔法使い養成学校だったからである。
「前世の記憶があれば楽勝じゃね?」と思ったのもつかの間。
魔法文字で書かれた分厚い魔導書必須だったかつての魔法から進化した現代魔法は、アプリのようにスマホ一つで使えるほど便利に進化していた。
これはこれで面白い…と思ったのもつかの間、澪里は魔法のデータファイルを開いてしまう。
「あれ? この文字読めるぞ…あとここを書き換えれば、いろいろ改造できるかも! 面白い!」
魔法文字の解読。改ざん。だがこれは、かつての大魔術師の知識があってこそだった。
そして澪里の改造魔法は、魔法学園で注目を集めることになる。
これは魔法を知らなかった少年が現代の魔法学園で、底辺から成り上がっていく物語。