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空に上る
空に上る
シュグウツキミツ
現代ファンタジー都市ファンタジー
2025年05月06日
公開日
113字
完結済
即興で書いた短編です。 やはりお題より。 なるべくお題のイメージから逃れたいです。

空に上る


ふと真鍋は人の気配に我に返った。囲まれている。


無意識に懐に手を入れる真鍋に向かい、一人の男が近付いてきた。


「よお、ずいぶん懐かしい顔じゃねえか。盗んだそれ、返せよ」


和真だ。雰囲気は随分変わったが、あのニヤついた顔は変わらない。

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