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ー空間ー207※性描写あり

 そう言いながら雄介は望に向かい微笑むと、


「なら……ぁ!」


 望が雄介に何か言葉を返そうとした直後、きっと望からしてみたら一番いい場所に雄介のモノが当たったのであろう。望は今までにはない甲高い声を上げ雄介の肩へと腕を回す。


 もう望の方は達く寸前なのかもしれない。だが何故か望はイかないように耐えているようにも思える。それはまだ雄介の方が余裕がありそうな声だからだ。こういう事はやっぱり二人で一緒にイきたいという気持ちが望にもあるのであろう。だから望は我慢していたのだが。


「ちょ……お前……まだなのかよ……」


 その望の言葉に雄介は望が一体何を言いたいのかが分かったのか、


「スマンな……さっき、トイレ行った時にイってしもうたんや……。せやから、もうちょい頑張らへんと……俺の方はイけないっていうんかなんというんか」


 そう申し訳無さそうな視線を外しながら言う雄介。


 そんな雄介だったのだが、今日の望の方は素直に、


「俺は……はぁ……はぁ……お前とじゃねぇと……イきたくねぇんだよ……」


 そう息を切らしながら言うと雄介の肩辺りに頭を乗せる。


 もう雄介の方は望の言葉に何回驚いた事であろうか。 今日の望は本当に素直過ぎて、怖い位だと思っているのかもしれない。


 そして雄介はその望の素直な言葉について少し考えているようで、視線を天井へと向けると望の事を抱きしめたまま悩んでいるようだ。


 確かに今日の望は素直でしかも雄介と一緒にイきたいとまで言っている。だから、その願いを叶えたいとは思ってはいるのだが。


 雄介は暫く考えた後、口端を少しあげると望のモノを軽く握り親指で望のモノの先端部分を押さえてしまったのだ。

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