望は雄介の言葉に頷くと、今度は雄介のモノを口に含む。
「ン……やっぱ……アカンわぁ……ちょ、もう、望? イかせてくれへん?」
望は一旦、雄介のモノから口を離すと、
「いくらなんでも早すぎないか? もう少し位我慢出来ねぇのかよ……」
そう少し溜め息混じりで言う望。
「いやぁ、やっぱ、望にしてもらうとやな……早いというか……。望の中に自分から挿れたりするんやったら、どうにか我慢出来るんやけどー、どうにも、望にしてもらうと、抑えが効かへんっちゅうんかなぁ?」
「まぁ、雄介が言っていることは分かるけどな……。自分でやるんなら上手くコントロールすることは出来るけど、人にやってもらうと自分ではコントロールすることが出来ないって事なのかもしれぇねよな」
「あ、まぁ……そういうことになるって訳か……」
「って、もしかして、気付いてなかったのか?」
「んー、まぁ……そういう事なんかな?」
望は手を顔に当てると、
「やっぱり、お前ってどこか抜けてるよな。頭はいい筈なのによ」
「せやから、頭は良くないって言うとるやんかぁ」
「そこは謙虚になる必要はねぇよ。認めた方がいい。もったいないからよ……」
「勿体無くないと思うねんけどなぁ」
「ま、いいや……」
望はそう言うと、再び雄介のモノを口へと含む。
「んー、な、望の方も慣らさないとアカンねんやろ? 今日は俺が望の体とか舐めんのもアカンの?」
「ダメだ……今日は全部、俺がやるんだからな」
「せやけど、望のこととか舐めて気とか散らせておかんとやっぱ早くイってしまいそうやし」
「だから、それはいいって言ってんだろうが……。集中出来ねぇから、あまりしゃべるなよ」
雄介の性格上その望の言葉では怒らないのだが、どうしたらいいのか分からないようだ。
今まで望からということは何回かあったのだが、ここまで望に押されたことはなかった雄介。 だから、どうしたらいいのか分からないというのが本音であろう。
ただベッドに横になって望が雄介のモノを口に含み雄介はジッとしているだけでは、やはり物足りないのかもしれない。