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琴宮アカリは黄泉がえりたい。~死にかけたりもしたけれど、私はげんきです~
琴宮アカリは黄泉がえりたい。~死にかけたりもしたけれど、私はげんきです~
幸運な黒猫
現代ファンタジー異能バトル
2025年05月28日
公開日
11.9万字
完結済
【完結済み】  花も恥じらう女子高生・琴宮アカリは、子犬を助けようとしてトラックにひかれてしまった。  血は噴き出て肋骨は飛び出し足はぐちゃぐちゃ。  更には大股開いてパンツ丸見え。 『あまりに情けない恰好。でもまあ、辞世の句も読んだし、あとはお迎えを待つだけだ』  そんな諦めの境地にいたアカリだったが、いつまでたっても死は訪れなかった。  ――それどころか、身体が全回復している!?  これというのも全て、手の中にある丸い石が原因だった。 「嬢ちゃんはワイの魔力の影響で、死んだか死んでないかわからんくらいのギリで助かったんや」  と、エセ関西弁でしゃべる石。  なんとか仮の命で生き永らえたアカリ、しかし石と離れると事故のダメージが戻ってきて死んでしまう。 「一生このままなのか……」  嘆くアカリに、石は提案を投げかけた。 「ワイに体があれば、蘇生魔法で完全に生き返らせてやれるで!」  ――ただし。 「条件は、死んで48時間以内の外傷の少ないフレッシュな死体であること」 「死体にフレッシュとかあるんかい!」 「もちろんや。腐ってたらゾンビになってまうやないか」  わけも分からず説得されてしまうアカリ。 「そや、もう一つ条件があるんやが……」  かくして黄泉がえりJK琴宮アカリは、厄介な条件付きの“やんごとなき死体”を探すことになってしまったのだった。

第1話・超美人JK、交通事故で大股開き死

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