今日は楽しい楽しいざまぁ計画実行日
睡眠も十分に取ったし今日の放課後配信するという予告もした
あと僕がやることはただ一つ、僕の探索者カードをバカ三人衆が見えるところで落とす
ただそれだけ
教室に入る
「今日放課後ノアの配信あるんだって〜」
「まじで?見るしかなくね??」
「おう、今回はどのダンジョン踏破するんだろうな」
僕に関しての噂が聞こえる
ふふふ、今回の配信の反応が楽しみだ
「ノアなんて詐欺師だろ?あんなことできるはずねぇじゃんww」
「まじであいつのこと信じてるの??あんな偽物見るくらいなら俺らとダンジョン行こうぜww」
ちらほらと僕を否定する声も聞こえる
まぁだいたいあのバカ三人衆のグループのやつらだけど
「ちっ、俺らの両親ほぼ全員つかまっちまったじゃねぇか」
「俺の父さんは捕まらなかったが母さんつかまっちまったよ」
「ほんと、腹立つ」
「やっぱりあいつ嬲るか?」
「そうすっか」
あ、こっちきた
「奏多ちょっとこっちこい」
「え、なん——」
「——うっせえ!さっさとこい!!」
おー、荒れてらっしゃる怒ってらっしゃるww
どんだけ親が捕まったの悔しいんだよ。なに?権力に縋り付きたかったのかな?
まぁ悪事について知らなかっても僕いちおう世界つぶせる立場だしこんな国自由にできるんだけどね
「おらっ、死ね!」
「むしゃくしゃしてんだよこっちは!顔見せてんじゃねぇ!!」
「雑魚の癖に粋がってんじゃねぇよ!!」
今日のパンチはいつもより腰が入っている気がする
このバカ三人衆も日頃から進化しているのか。感動感動
、、、あ、ここで探索者カード落とせばよくね?
タイミング悩んでたところでいいことに気づいた
うん、今落とそうそうしよう
「や、やめてください!!」
顔のにやけを見せないよう精いっぱい顔の筋肉を引きつらせながら言う
「あ?なんだよ。俺らから逃げれるとでも思ってんの?」
「無能の癖に逃げようとすんなし」
「お前には!俺らに!!ストレス発散用として扱われる義務があるの!!!」
草。でもやっぱりいうと思った
こっそりと合図を出す
すると
「おいそこ!もうすぐホームルームだぞ!!教室に戻れ!!!」
担任の先生登場
便利だね、政府と学校からの全力支援って
合図を決めたら先生に来てもらうことができるんだもの
「は、はい!」
一目散に教室に向けて走る
探索者カードを落とすことも忘れずに
こうして僕はこの日の学校を特に何もなく終えた
不良三人衆佐藤視点ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「チッ、いいところで邪魔しやがって」
あぁ、腹が立つ
最近は不幸なことばかりだ
両親が権力者だから多少のいじめはどうとでもなると思っていた
だが、まさかの両親の不正がばれて捕まるという
さらに、この由緒正しき探索者育成高校にあんな無能までくる
この学校は選ばれ死人間だけだけが来るところなんだ
なんで教師側はあんな糞無能をまだ学校においてるんだよ
あんな無能がいたらこの学校の評価まだ下がる
だが、教師側が決定しないことはしょうがない
だから俺は、あの無能を俺たち専用のサンドバッグにしようとしていた
そうせ無能なカスだ。だれも見向きもしない
あいつ本人には何の力もないんだしなww
そう、今日までは思っていた
いつも通り、登校ごあいつをサンドバッグにして遊んでいると、これまたいつも通り教師が邪魔しに来やがった
それを盾に、無能はどんどん逃げていく
「あいつ逃げやがった」
「くそが。あんな奴さっさと消しちまえばいいのに」
俺の取り巻き、ゴンザレスと山田が言う
「あぁ、俺たちの仲間となればそれこそ今話題の『ノア』こそがふさわしい。まぁ、本当にあんな力を持ってるんだったらな。ありえねぇだろうけど」
「でも佐藤さん、探索者ギルドが相次専用にSランクの上のSSSを作ったんですよ?本当なんじゃないですか??」
「ゴンザレスよ、そんなの権力と金次第でどれだけでも偽造できるぞ。ギルド会長のヤン・デーレは真面目でもその下を買収することで俺の親は有望だが邪魔な株をどんどん蹴落としてきたからな」
「なるほど、買収すればSSSも作れるかもしれないんですね」
ああ、権力。権力と金は最高だ
あれさえあれば何でもできる。俺もこれまで権力でなんかいも罪をもみ消してきた
、、、そうか
「あいつ、、、消すか?」
「佐藤さん?」
「できるんですか??」
「なに、あんな奴死んだところで誰も心配しねぇ。なんせ無能なんだからな。ダンジョン内で事故装って殺しときゃだれも疑わねぇだろ。ばれても俺のコネからもみ消す」
「さすがです!!」
「佐藤さん、あったまいい!!」
そうだろうそうだろう
俺はこの世界の王になるべき存在なんだ。そう生まれたんだ
だから、俺が嫌う存在はすべて消えるべきなんだ
そう、最初からあいつは死ぬべきだ。これは俺が断言する
「それじゃ、いったん教室に戻りましょう」
「あぁ、そうするか」
「…あ、ちょっとまってください」
ん?
「どうした、ゴンザレス」
「なんかあいつ落としていったようですよ?」
「焦りすぎて落としたことにも気づかんかww」
無能が何か落としていったらしい
金だったら俺がありがたくもらってやるか
「何を落としていったんだ?」
「あ、これです」
渡されたのは、見たこともない色をした探索者カードだった
「探索者カード??」
「そう、、、ですね。見たこともない色をしていますが」
「無能すぎてFの下が作られたんじゃないすか?ほら、ごみのGとかww」
あぁ、それならありえそうだ
あいつは何のスキルもない無能だからなww
ギルドも登録軟化されてはた迷惑という奴だろうww
「だけどそれにしては色がきれいすぎないですか?なんか高級感ある黒というか」
「確か探索者カードの色はFが灰色でSが金と、そんな感じで上がっていくんですよね」
「あぁ、そうだな。いちおうあいつのランク確認しとくか」
そう思い、俺はそのギルドカードの表を見た
するとそこにかいてあったのは——
——『SSS』。あり得るはずのない、そのランクだった
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投稿遅れてすまぬ
ネタが思いつかなかった
ネタ募集のGoogleFormを実施してるんですけど今のとこ1人来てるのね?
でもまさかのカクヨムのIDを記載する欄を作るの忘れてたせいで本人にお礼ができないのよ
ということでできれば一回送ってくれた人名乗り出てくれると嬉しいです
あ、後輩。お前は違うぞ
あんたのメアドはすでに分かっている。でもありがとね
どうかハートのやつとフォロー、星評価とレビュー&コメントをお願いします!
してくれたら作者が飛び跳ねながら喜びます
ついでに言ってくれたら近況ノートとかでお礼します
強欲な作者からの切実なおねがいだぞ