「もうもうもう! さっきから、修斗は恥ずかしいことばっかり聞いてくるじゃん!」
「って、そういうことない方がいいのか? じゃあ、ノーマルの方がいい?」
そう聞かれ薙は黙ってしまう。それに気付いた修斗は、
「ま、二人でヤるってことはそういうことなの。今は一人じゃないんだから、二人で出来ることを楽しまないと損なんだとだぜ」
そこまで言われると言い返せなくなる。二人でだから出来ること、二人でだから気持ちよくなれることの方が多いのだから。
修斗が言ってることに納得したのか修斗のことを見上げ、
「うん……分かったよ……。なら、修斗……今日は修斗の言うことちゃんと聞くから、気持ちよくしてね……」
「そういうこと……。俺に任せてくれれば、薙のこと気持ち良くさせてあげるからさ……。だって、今までネットとか見て色々と知識持ってるからね。それを実行出来る時がきたんだからさ」
修斗はボディソープを手で泡だてて、薙の体を洗い始める。
そして双丘を撫でるように洗っていると、
「今日はこの中に俺のを挿れて中に出すんだからね……。そう言われると、ココ、ムズムズしてこないか?」
そう言いながら薙の後ろの蕾の入口部分を指の腹で撫で上げる。
「ふぅ……ん……」
修斗にそう言われ体の方もそういう気分になってきたのであろう。腰をくねらせて修斗の指でさえ擦りつける薙。
「本当……薙っていい反応してくれるよね。って、もう、欲しいの? 期待するのはまだ早いからね。今はまだココ洗うだけ……それに、お医者さんゴッコの続きするんだしさ」
修斗は本当に薙の体を洗うだけで留めると、
「もう、洗い終えたし、出ようか? 続きは出てからね」
そんな中途半端に止められて薙は溜め息を漏らす。体は今のだけで十分火照ってきている。だがイけそうでイけないもどかしさに溜め息しか漏れない。
修斗はそんな中でも、さっきの白衣を着ていて薙も仕方なしに洋服に着替える。
「北村さん……もう一度、ベッドに横になって下さい……」
と言い修斗はいきなりさっきの続きを始めるのだ。