チューブが取れたと同時に息を吐く薙。
「これで、気兼ねなくイけるでしょ?」
「……うん!」
そう修斗に向かい笑顔を向けると、修斗の体を抱き締め薙から修斗の頬にキスをするのだ。
それを合図に修斗は激しく腰を動かし、薙の一番いい所を突き、
「ぁ……ぁん! やぁ……修……斗……いやぁ……ん!」
「どう? 昔とは違うでしょ? ……はぁ……はぁ……やばっ! 俺だって……今まで……ん……我慢してたんだからね! もう! ……う……我慢出来ないかも……」
「うん! 僕も……だから……はぁ……はぁ……修斗……きて……」
しばらく腰を動かしていた修斗だったのだが、
「い……イくっ!」
「うん! 僕も……!」
と腰の動きを止め薙の中に熱い液体を放つのだ。
それとほぼ同時に薙の方も自分のお腹の上に白い液体を放つのだった。
「はぁ……はぁ……薙の中……マジにやばかったよ……」
そう言うと修斗は笑顔で薙の唇にキスをすると、薙も、
「ん……修斗……僕もだからね……」
「ま、これからもこうして薙のこと抱けるのだから、また、今度な……」
修斗は薙の横に仰向けになると、
「本当……俺は薙にまた会えて嬉しいよ……。で、荷物はいつ運んで来る?」
修斗に抱かれた後に、そういう普通のことを聞かれ薙は転けそうになるのだが、
「とりあえず、洋服は持って来たから……後は何を持ってくればいいの?」
「ま、とりあえずは家の方も解約しなきゃならないし……家具や家電もいらないのは粗大ゴミに出さなきゃならないし……ま、そこは俺が出すからいいんだけどさ。そうだね……次の土曜日にでもやっちゃおうか? そこなら、俺も休みだしさ……」
「うん! 分かった……」
そう決めると、しばらく休んでから二人はお風呂に入り、またベッドに横になると二人は眠りにつく。