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白の王子と華の姫は“ 超”鈍感!?
白の王子と華の姫は“ 超”鈍感!?
柚木ゆきこ
恋愛スクールラブ
2025年06月12日
公開日
2.9万字
完結済
【恋のステージは文化祭!“白の王子”VS“黒の王子”、姫の隣に立つのはーー】  如月 光、黎明高校の二年生。 その端正な顔立ちから“白の王子”と呼ばれている光は、密かに気になっている存在がいた。 それは“華の姫”と称される、美しく気品あるクラスメイト・雛乃。 ある日、文化祭の合同出し物『メイド執事喫茶』の打ち合わせを終えた光たちは、ミス・ミスターコンテストの話題で盛り上がっていた。 その時、“黒の王子”と呼ばれる破天荒な友人・真が、ニヤリと笑ってこう言い放つ。 「ふふーん、わてが姫はんの隣に立って、タキシード着たら、そらもうかっこええやろなぁ〜!」 その一言に、心がざわめく光―― 初めて自分の気持ちに気づいた瞬間だった。 恋とプライドが交差するミスターコンテスト。 “白の王子”は、“姫”の隣に立つことができるのか――!  一見、王子と姫のラブストーリー──だけど、それだけじゃない。 最後に明かされる“真実”とは……? 

第1話 白の王子

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