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遙かな星が故郷だ
遙かな星が故郷だ
クライングフリーマン
SF空想科学
2025年06月17日
公開日
1.5万字
連載中
その国は、隣国に侵略、乗っ取られようとしていた。 そこに突然、地震が起こった。水面下の事実が浮かび上がってきた。

1.ファースト・インパクト

======== この物語はあくまでもフィクションです =========

============== 主な登場人物 ================

星野弾・・・かつての地球防衛軍ユニバース警備隊隊員、地球防衛組織ドナルド隊長。

星野えいじ・・・弾の、双子の息子。GIT隊員。

星野はじめ・・・弾の、双子の息子。

星野マリア・・・弾の妻。

坂本幸太・・・暫定臨時自治組織GIT首相。

相田みずほ・・・GIT隊長。

井下透・・・GIT隊員。

畝山金蔵・・・GIT隊員。

越後ひかる・・・GIT女性隊員。

越智裕太・・・GIT隊員。

美作あゆみ・・・GIT女性隊員。


==================================


2040年4月1日。地球。日本。

関東で『相模トラフ地震』が発生。

北は北陸地方、西は中部地方まで被害は広がった。

弱り目に祟り目。

その他の地方を狙ったかのように大きな隕石が飛来、広範囲で大規模な火事が起きた。

そして、宇宙人の円盤が飛来、円盤から宇宙人の「勝利宣言」が聞こえた。

「待たせたね。地球の諸君。平和ボケして、一番怪獣が出現しやい日本から地球防衛組織、今はアースガードって言うんだっけ?アースガードから撤退するなんてね。お陰で攻撃しやすくなっちゃった。私は、地球時間で半世紀前にやってきて、予言しておいたんだがね。自滅の道を選んだようだから、たっぷり可愛がってあげるよ。もう日本列島は、怪獣の島だ。せめてもの情けだ。3日以内に日本人や、滞留外国人は脱出しろ。我々は・・・ああ、自己紹介が遅れたね。かつてウルカラセブンと闘って、『休戦』をしたシラス星人だ。地球のあだ名で言うと。シラス星人ボルドーだ。日本に縁の深い大国の諸君、お互いの敵ではないから安心したまえ。日本は『怪獣プラント』に適しているから、取り敢えず貰うよ。ああ、それから、『相模トラフ地震』は来年の予定だったが、架空の地震で盛り上がっているから、地底怪獣に『刺激』を与えたんだ。くしゃみ、聞こえなかった?まあ、3日あげるから善後策を練りたまえ。」

エイプリルフールと言ったのは、生き残った『元総理』だったが、誰も相手にしなかった。

A国は、日本人の引き取りを拒否した。国連、国家安全連絡組合の加盟国は、ネットで緊急会議を開き、移民は、当人次第でどの国でも受け入れ、C国が手を挙げたので、C国に日本の臨時自治組織GITが置かれ、地球防衛組織アースガードは解散、宇宙人との和平交渉は国連事務総長イーヨン・マスクマンが行うことになった。

アースガードは、宇宙人との闘いを想定していなかったから、白旗を揚げるしかなかった。

だが、それは、全て表向きの行動だった。

―完―





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