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第5話 カウントダウンの恐怖

今でこそ、珍しいしくない 一桁、ゾロ目ナンバープレート。


一昔前は、登録順の為 比較的には、お目に係れない代物でした。


今から30~40年前の話となります。


何時もの自動車通勤で

「一桁ナンバー 9。珍しい。」と少し得意気で 嬉しい気分。


次の日の帰り道で

「やった!今日は、8 見たぞ。」満足気。


次の日は、「7」、そして「6」、「5」「4」と来ました。


「立て続けに、一桁ナンバーにラッキー。明日は、3かな?。」嬉しそうな反面、何か変な違和感が、 頭を過る。


その翌日の通勤で、男は「3」を見た。

もう、嬉しくは無かった。何か、言い知れぬ恐怖感に苛まれていた。


「9から始まり、87654そして3、なんだか カウントダウンみたいで、1まで行ったら、どうなるんだ!俺は死ぬのか?」


男は、「明日1日、ナンバーを絶対見ないぞ。」と誓った。


次の日、運転に集中して、ナンバーから気を反らし、見ない事を心がけた。

「疲れた!家まで、後少し、がんばれ!」自分を励まして、近くの契約駐車場に入れた。

ホッと一息。


「コンビニで飲み物を買って帰ろう。」

コンビニの前に車が入った。何気なしに、ナンバーに目が行く。そこには、「2」が有った。


「怖い!明日仕事に行きたくない。家から、出たくない。だけど、明日は休め無い仕事がある。」

「でも、考えたら 幸せのカウントダウンかも。」少しでも、男は、自分に良いもんだと言い聞かせる様に 思いこんだ。


次の日は、更に集中して、会社へと向かう。

途中のカーブで、「キキキキィードシーン」

最後に見えた「1のナンバー」。

対向車線をはみ出した車に正面衝突。

男には、あとの記憶は無かった。

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