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第7話 関係の変化(続き2)

### 関係の変化(続き2)


 朝の光が窓辺から差し込み、二人の肌を柔らかく包み込むように照らしていた。

 静けさの中、カズの寝息が穏やかに響いていた。

 ハヤトは、その寝顔を見つめながら、心の奥深くに広がる温かさを感じていた。


——こんなにも、心が満たされるって、こんなにも幸せなんだ。


 カズの寝顔は、まだどこか幼さを残している。

 しかし、その表情には、今朝の覚悟と信頼が確かに刻まれていた。

 ハヤトは、そっとカズの髪に触れる。

 その指先には、今朝の温かさがまだ残っているように思えた。


 カズは、少しむずがって目をこすりながら、ゆっくりと目覚めた。

 そして、自分の裸の身体と、それに腕を回しているハヤトの存在に気づき、一瞬恥ずかしそうに目を伏せた。


「おはよう、カズ」


 ハヤトは、優しく微笑みながらそう声をかけた。


 カズは、まだ寝ぼけたままだったが、すぐに状況を理解して頬を赤く染めた。


「お、おはよう、ハヤト。あの⋯⋯今朝のこと、覚えてるよ。オレ、本当に⋯⋯」


「覚えてるよ。俺も、忘れない」


 ハヤトは、カズの頭を軽く抱き寄せるようにして、額にキスをした。


 カズは、その仕草に驚いたように目を見開いたが、すぐに幸せそうに微笑んだ。


「ハヤト⋯⋯オレ、こんな幸せな朝、初めてだ」


「俺もだ。おまえとこうして目覚められるって、こんなにも嬉しいなんて思わなかった」


 カズは、少し照れくさそうにしながらも、ハヤトの胸に顔をうずめた。


「オレ、ずっとこうしていてーな⋯⋯」


その言葉に、ハヤトの胸が熱くなる。


「俺もだよ。だから、これからもこうしていよう」


 カズは、小さく頷いた。


 二人は、しばらくそのままでいた。

 言葉はいらない。

 ただ、互いの鼓動を感じ合い、温もりを分かち合っていた。


 やがて、カズがふと顔を上げた。


「なぁ、ハヤト。オレ、ハヤトのことも⋯⋯気持ちよくしてあげたい」


 その言葉に、ハヤトは少し驚いたが、すぐに微笑んだ。


「おまえがそう思ってくれるなら、嬉しいよ」


 カズは、少し恥ずかしそうにしながらも、ハヤトの胸に手を置いた。


「オレ、もっとハヤトのことを知りてー。ハヤトの気持ちよさも、全部感じてー」


 ハヤトは、カズの手を優しく握りしめた。


「俺も、おまえにすべてを捧げたい。だから、おまえの手で、俺を感じてほしい」


 カズは、少し緊張した表情を見せながらも、ゆっくりと頷いた。


「うん⋯⋯オレ、頑張る」


 ハヤトは、カズの頬に手をやり、優しく撫でた。


「焦らなくていい。おまえのペースで、俺を感じてくれればいい」


 カズは、それからゆっくりとハヤトのシャツを脱がせた。

 その手は、まだ少し震えていたが、その瞳には、昨夜と同じように、ただただハヤトへの想いが溢れていた。


 ハヤトは、カズの手を導くようにして、自分の胸に触れた。


「ここから、始めてみてくれ」


 カズは、少し戸惑いながらも、手のひらでハヤトの胸を撫でた。

 その感触に、ハヤトは思わず目を細める。


「カズの手、温かいな」


 カズは、少し安心したように微笑んだ。


「オレ、もっと、ハヤトを気持ちよくしてやりてー」


 カズは、それからゆっくりとハヤトの肌に唇を寄せていった。

 そのキスは、まだどこか未熟だったが、それ以上に、想いがこもっていた。


 ハヤトは、カズの頭を優しく抱きしめながら、その動きを見守った。


「いいよ、カズ。そのままで、俺を感じて」


 カズは、ハヤトの首筋にキスをし、それから胸に舌を這わせた。

 その感触に、ハヤトは思わず息を呑んだ。


「カズ⋯⋯おまえ、上手いな」


 カズは、少し嬉しそうに目を細めた。


「ホント? オレ、もっと、もっとハヤトを気持ちよくしてやりてー」


 カズは、さらに下へと唇を滑らせていった。

 その動きは、まだぎこちないが、その想いは、確かなものだった。


 ハヤトは、カズの頭を撫でながら、静かに目を閉じた。


「カズ⋯⋯俺も、おまえのことを、全部受け入れたい」


 カズは、ハヤトのズボンを脱がせ、下着もゆっくりと取り去った。

 その先には、すでに反り返ったハヤトのモノが、朝の光を浴びながら揺れている。

 16cmくらいはあるだろうか?


 カズは、少し緊張しながらも、その先端に唇を寄せた。


「んっ⋯⋯カズ」


 ハヤトは、その感触に思わず声を漏らす。


 カズは、少し戸惑いながらも、ゆっくりと口に含んだ。


「ああ⋯⋯カズ、いいよ」


 カズは、ハヤトの反応を見ながら、少しずつ動きをつけていく。

 その動きは、まだぎこちないが、それ以上に、愛おしさが伝わってくる。


 ハヤトは、カズの頭を優しく抱きしめながら、その温かさを感じていた。


「カズ⋯⋯おまえの優しさが、俺の心に届いてる」


 カズは、少し涙ぐみながらも、必死に口を動かした。

 その瞳には、ただただハヤトへの想いが溢れていた。


 やがて、ハヤトは、カズの髪を強く握りしめながら、声を上げた。


「カズ⋯⋯俺、もう⋯⋯」


 カズは、少し驚いたが、すぐに頷いた。


「オレ、受け止めるから⋯⋯」


 ハヤトは、その言葉に心が震うのを感じながら、すべてをカズの中に吐き出した。


 カズは、少しむせながらも、すべてを飲み干した。

 そして、涙を浮かべながら、ハヤトを見つめた。


「オレ、ハヤトのすべてを受け入れられた気がする⋯⋯」


 ハヤトは、カズを抱きしめながら、優しく微笑んだ。


「俺もだよ。カズ、ありがとう。おまえの優しさが、俺の心を救ってくれた」


 カズは、それ以上言葉を発せず、ただただハヤトの胸に顔をうずめた。


 二人は、朝の光の中で、静かに抱き合った。


 その静けさの中で、二人の心は、より深く結びついていく。


「カズ⋯⋯俺たち、これからもずっと、こうしていよう」


 カズは、涙を浮かべながら、何度も頷いた。


「うん⋯⋯ずっと、ずっと一緒にいような」


 二人は、朝の光の中で、静かに抱き合った。


 そして、新たな関係が、より深く、より強く、続いていく。


——これからも、ずっと。




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