### 関係の変化(続き2)
朝の光が窓辺から差し込み、二人の肌を柔らかく包み込むように照らしていた。
静けさの中、カズの寝息が穏やかに響いていた。
ハヤトは、その寝顔を見つめながら、心の奥深くに広がる温かさを感じていた。
——こんなにも、心が満たされるって、こんなにも幸せなんだ。
カズの寝顔は、まだどこか幼さを残している。
しかし、その表情には、今朝の覚悟と信頼が確かに刻まれていた。
ハヤトは、そっとカズの髪に触れる。
その指先には、今朝の温かさがまだ残っているように思えた。
カズは、少しむずがって目をこすりながら、ゆっくりと目覚めた。
そして、自分の裸の身体と、それに腕を回しているハヤトの存在に気づき、一瞬恥ずかしそうに目を伏せた。
「おはよう、カズ」
ハヤトは、優しく微笑みながらそう声をかけた。
カズは、まだ寝ぼけたままだったが、すぐに状況を理解して頬を赤く染めた。
「お、おはよう、ハヤト。あの⋯⋯今朝のこと、覚えてるよ。オレ、本当に⋯⋯」
「覚えてるよ。俺も、忘れない」
ハヤトは、カズの頭を軽く抱き寄せるようにして、額にキスをした。
カズは、その仕草に驚いたように目を見開いたが、すぐに幸せそうに微笑んだ。
「ハヤト⋯⋯オレ、こんな幸せな朝、初めてだ」
「俺もだ。おまえとこうして目覚められるって、こんなにも嬉しいなんて思わなかった」
カズは、少し照れくさそうにしながらも、ハヤトの胸に顔をうずめた。
「オレ、ずっとこうしていてーな⋯⋯」
その言葉に、ハヤトの胸が熱くなる。
「俺もだよ。だから、これからもこうしていよう」
カズは、小さく頷いた。
二人は、しばらくそのままでいた。
言葉はいらない。
ただ、互いの鼓動を感じ合い、温もりを分かち合っていた。
やがて、カズがふと顔を上げた。
「なぁ、ハヤト。オレ、ハヤトのことも⋯⋯気持ちよくしてあげたい」
その言葉に、ハヤトは少し驚いたが、すぐに微笑んだ。
「おまえがそう思ってくれるなら、嬉しいよ」
カズは、少し恥ずかしそうにしながらも、ハヤトの胸に手を置いた。
「オレ、もっとハヤトのことを知りてー。ハヤトの気持ちよさも、全部感じてー」
ハヤトは、カズの手を優しく握りしめた。
「俺も、おまえにすべてを捧げたい。だから、おまえの手で、俺を感じてほしい」
カズは、少し緊張した表情を見せながらも、ゆっくりと頷いた。
「うん⋯⋯オレ、頑張る」
ハヤトは、カズの頬に手をやり、優しく撫でた。
「焦らなくていい。おまえのペースで、俺を感じてくれればいい」
カズは、それからゆっくりとハヤトのシャツを脱がせた。
その手は、まだ少し震えていたが、その瞳には、昨夜と同じように、ただただハヤトへの想いが溢れていた。
ハヤトは、カズの手を導くようにして、自分の胸に触れた。
「ここから、始めてみてくれ」
カズは、少し戸惑いながらも、手のひらでハヤトの胸を撫でた。
その感触に、ハヤトは思わず目を細める。
「カズの手、温かいな」
カズは、少し安心したように微笑んだ。
「オレ、もっと、ハヤトを気持ちよくしてやりてー」
カズは、それからゆっくりとハヤトの肌に唇を寄せていった。
そのキスは、まだどこか未熟だったが、それ以上に、想いがこもっていた。
ハヤトは、カズの頭を優しく抱きしめながら、その動きを見守った。
「いいよ、カズ。そのままで、俺を感じて」
カズは、ハヤトの首筋にキスをし、それから胸に舌を這わせた。
その感触に、ハヤトは思わず息を呑んだ。
「カズ⋯⋯おまえ、上手いな」
カズは、少し嬉しそうに目を細めた。
「ホント? オレ、もっと、もっとハヤトを気持ちよくしてやりてー」
カズは、さらに下へと唇を滑らせていった。
その動きは、まだぎこちないが、その想いは、確かなものだった。
ハヤトは、カズの頭を撫でながら、静かに目を閉じた。
「カズ⋯⋯俺も、おまえのことを、全部受け入れたい」
カズは、ハヤトのズボンを脱がせ、下着もゆっくりと取り去った。
その先には、すでに反り返ったハヤトのモノが、朝の光を浴びながら揺れている。
16cmくらいはあるだろうか?
カズは、少し緊張しながらも、その先端に唇を寄せた。
「んっ⋯⋯カズ」
ハヤトは、その感触に思わず声を漏らす。
カズは、少し戸惑いながらも、ゆっくりと口に含んだ。
「ああ⋯⋯カズ、いいよ」
カズは、ハヤトの反応を見ながら、少しずつ動きをつけていく。
その動きは、まだぎこちないが、それ以上に、愛おしさが伝わってくる。
ハヤトは、カズの頭を優しく抱きしめながら、その温かさを感じていた。
「カズ⋯⋯おまえの優しさが、俺の心に届いてる」
カズは、少し涙ぐみながらも、必死に口を動かした。
その瞳には、ただただハヤトへの想いが溢れていた。
やがて、ハヤトは、カズの髪を強く握りしめながら、声を上げた。
「カズ⋯⋯俺、もう⋯⋯」
カズは、少し驚いたが、すぐに頷いた。
「オレ、受け止めるから⋯⋯」
ハヤトは、その言葉に心が震うのを感じながら、すべてをカズの中に吐き出した。
カズは、少しむせながらも、すべてを飲み干した。
そして、涙を浮かべながら、ハヤトを見つめた。
「オレ、ハヤトのすべてを受け入れられた気がする⋯⋯」
ハヤトは、カズを抱きしめながら、優しく微笑んだ。
「俺もだよ。カズ、ありがとう。おまえの優しさが、俺の心を救ってくれた」
カズは、それ以上言葉を発せず、ただただハヤトの胸に顔をうずめた。
二人は、朝の光の中で、静かに抱き合った。
その静けさの中で、二人の心は、より深く結びついていく。
「カズ⋯⋯俺たち、これからもずっと、こうしていよう」
カズは、涙を浮かべながら、何度も頷いた。
「うん⋯⋯ずっと、ずっと一緒にいような」
二人は、朝の光の中で、静かに抱き合った。
そして、新たな関係が、より深く、より強く、続いていく。
——これからも、ずっと。