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No.04 たとえ醜いあろうかとも我が子は可愛い赤鬼子

ふー、久しぶりだな。

どうだ?この街に慣れたか?

 この公園にも夜の住人が集まるからな。

 そこの親子連れもそうだろうな。

あの親子もこうして毎日この時間帯に過ごすのだな。

 そうだな。子供達も一見恐ろしい風貌しても我が子は可愛いものだな。

人は見た目だけでは判別つかないからな。

 ははは。あの赤い牙を生えた赤子は見れば癒されるな。

 そう、我々昼の住人も彼らと共にアィデンティティがあるからな。


 No.4 たとえ醜いあろうかとも我が子は可愛い赤鬼子 完

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