霧氷こあ
SF宇宙
2025年09月26日
公開日
11.6万字
完結済
人類が宇宙に旅立ち数百年。今や、木星での新たな資源採集が軌道に乗るなど、宇宙開発は大きく躍進していた。それと同時に、宇宙のゴミ――スペースデブリは増加の一途を辿っており、もはや看過できない状態へ陥っていた。
政府は状況を打破するために凍結していたスペースデブリ課を再始動させ、人が住めないとされる星を宇宙のゴミ箱として活用するプロジェクトを始動させる。
スペースデブリ課へと左遷されたヒナバチ・カグヤは、そこで史上最年少で船外活動ライセンスを取得した天才少女スリーズに出会う。
しかし、デブリ課を良しとしない反勢力の企みにより、スリーズはデブリボックスへと堕ちてしまい……。