「女は子供を産んで家で飯でも作ってりゃいい」と言った元夫へ――私は今、法廷であなたを論破します
ぽん
恋愛結婚生活
2025年10月13日
公開日
8,021字
連載中
36歳の朝倉梓紗。かつては誰もが羨む“財閥の妻”。
けれど、その肩書きの中で、自分という人間の名前はいつの間にか消えていた。
離婚後、彼女が手にしたのは広い邸宅ではなく、古びたワンルーム。
学業を支えるためにコンビニで働きながらも、元夫には「はっず」と笑われた。
――それでも、梓紗は知っている。
弁護士も主婦も、結局は「人を見つめ、真実を見抜く」だということを。
主婦として培った観察眼。
誰かの痛みに寄り添う力。
それらが、彼女にとって何よりの“武器”になっていく。
これは、「誰かの妻」ではなく「自分の人生」を取り戻した一人の女性の再生の物語。
そして、すべての女性へ贈るメッセージ。
――人生は、何歳からでも書き換えられる。