キワタ
恋愛現代恋愛
2025年10月16日
公開日
8,191字
連載中
元カレと別れた夜、酔いしれて三木初美は豪門の御曹司である杉本裕也と一晩限りの関係を持ってしまった。
翌朝、彼は赤い目をして、彼女を役所に連れて行った。「男の初めても大事だよね?ちゃんと責任取ってくれよ!」
初美は、自分の魅力で一夜限りの相手に結婚を迫られていると勘違いしていた。
しかし、彼女には知らされていない事情があった…。
初美が困っているとき、誰かにいじめられているとき、裕也はいつもまるで救世主のように現れて助けてくれた。「初美、大好きだから、困ったときは必ずそばにいるよ。」
彼は年下なのに、どんどん溺愛されている自分がいる…。これって恋なのかな?だんだん裕也に心を奪われていく自分がいる。でも、ある日、驚くべき事実が発覚!
「え?私はただの代役!?まさか三角関係だったの!?」
その日、見覚えのない番号からメッセージが届いた。「ミルク、おいしい?君が寝ている間、彼は三年間も君を監視してたんだよ。」
その瞬間、初美は婚姻届を提出したあの日のことを思い出した。裕也が震える手で婚姻届を握りしめていたあの日…。