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プリンセス・ミリー -東の空が明けるとき、私は-
プリンセス・ミリー -東の空が明けるとき、私は-
松下一成
現代ファンタジー都市ファンタジー
2025年10月19日
公開日
1,518字
連載中
・・・自由って、カップ麺みたいな味がするのね。 国王と王妃の元に生まれたが、税金を使い込み捕まることに。 運び出される城の財産を眺めるのは一人のお姫様――ミリー。 木の棒、犬、メイド、そして天使。 彼女は「自由」と呼ばれる曖昧な光を探しに出る。 居場所を無くしたその日から、物語は始まった。 ――プリンセス・ミリー。 それは、失われた身分よりも、“自分”を取り戻す物語。

第1話 ミリーと犬

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