松元千春
ホラー怪談
2025年10月19日
公開日
2.1万字
連載中
田舎の一軒家で骨董屋をオープンした黒田善は、怪談や視えざるものに興味をもつ普通の男である。幼馴染で酒屋の息子である丸井、大学で研究する近藤、サラリーマンの藤本、寺の跡継ぎの新藤と5人で、ひょんなことからトレジャーハントをすることになる。トレジャーハントといっても、黒田の目的は各地に眠るお宝ではない。情報をたくさん持ち、霊や怪談、骨董の魅力に引き込まれた故の活動のはずだった。だが、そんな小さな興味が、各々の人生を狂わせる布石として広がっていくことに、黒田をはじめ、仲間の誰もまだ知らないのだった……。
※ミステリー小説『探偵には視える』に登場する人物が活躍します。
※時系列は、『探偵には視える』の数十年前に遡りますが、どちらから読んでも問題ありません。
ミステリー小説『探偵には視える』で登場する