結婚七周年のプレゼントがクズ夫の性癖である「夫婦スワップ」だった
ナポリタン
恋愛結婚生活
2025年10月31日
公開日
6.3万字
完結済
結婚七周年記念日、私は心を込めて準備したキャンドルディナーを前に、夫の帰りを待っていた。
ところが、現れた彼の言葉は、私の世界を一瞬で崩壊させた。「ゲームをしよう、スワッピング」
その言葉に、私は凍りついた。結婚生活に終わりが来たことを、まざまざと感じさせられた。
震えながらも拒否しようとした私に、夫は冷笑しながら言い放った。「今更清純ぶっても無駄だ。このゲームが、俺がトップ財閥の社長と繋がるために必要なんだ。お前にとっても気持ちいいことだろ?」
絶望の中、私は自分を捨て、共倒れになろうと決意しかけた。その時、運命が私に新たなチャンスを与える。偶然にも、夫が必死に取り入れようとしていた財閥の社長が、裏で私に接触してきたのだ。
「協力しないか?君が彼を倒す手助けをする。その代わり、俺が全てを取り戻してやる」
名刺を受け取り、涙を拭った。私の復讐が、今、始まろうとしていた。
クズ夫とその愛人には、最も痛みを伴う代償を支払わせる。