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子猫が人間になったあと、冷酷ワーカホリック社長を溺愛した結果、彼は少しずつ心を溶かし、私の専属下僕になりました
子猫が人間になったあと、冷酷ワーカホリック社長を溺愛した結果、彼は少しずつ心を溶かし、私の専属下僕になりました
くもちーずくも
恋愛現代恋愛
2026年01月12日
公開日
2.3万字
連載中
白河惟臣――東京商界で最年少の財閥後継者。 二十七歳。冷酷、寡黙、女の影なし。 氷のような心を持ち、六親不認。 筋金入りのワーカホリック―― そう噂されていた。 ……あの夜までは。 その晩、彼のもとに届いたのは、まさかの“サプライズ”。 雪のように白い小さな子猫。天藍色の大きな瞳。ふにゃふにゃと甘えた声で鳴く。 白河惟臣:「すぐに引き取ってもらえ」 子猫:「にゃーにゃー!」(あなたは私の専属下僕!) ――こうして、冷酷財閥の画風は音を立てて崩れ始めた。 ・会議の途中でこっそり猫を撫でる ・猫同伴出勤が社内の名物に ・Xトレンド入り【#氷山社長が猫を飼ってる件】 ……それだけでも十分おかしいのに。 さらにとんでもないことに、そのドジな子猫が――人間に変身した!? ある朝、ベッドの上に現れたのは、息をのむほど美しい少女。 白河惟臣は、人生で初めて現実を疑った。 少女は天藍色の瞳をぱちぱちさせ、柔らかな声で言う。 「白河惟臣……小鈴、お腹すいた〜」 白河惟臣:「……」 ――猫を飼っていたはずが、いつの間にか嫁までできたらしい。 それから―― 彼女の素性を疑う者がいれば、即座に契約解除。社交界から完全追放。 名門令嬢が彼女の礼儀を嘲笑えば、その場で取引打ち切り。一族の株価は大暴落。 叔父が権力を狙い、二人を引き裂こうとすれば、証拠を揃えて刑務所送り。 記者:「白河社長、恋人のためにそこまでする価値は?」 白河惟臣は小鈴を腕に抱き寄せ、氷のような視線で言い放った。 「彼女は俺の命だ。……価値があるかどうか、分かるだろう?」

第1話 生気のない白河惟臣

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