7年間都合のいい女だった私が、元カレの親友と結婚したら、彼が結婚式で泣き崩れた
ゆで卵
恋愛現代恋愛
2026年01月13日
公開日
6.8万字
連載中
彼が私に「愛してる」と初めて言ったのは、私が他の男の指輪をはめた後だった。
天才ピアニスト・鷲山凉太の隠れ恋人として7年。
朝食を作っても「いらない」、コンサートに行っても「来るな」、祖父の危篤でも「忙しい」。
限界だった。
彼の親友で大富豪の綾城理人が、私にこう言った。
「君を世界一幸せにする。僕と結婚してくれないか」
そしてウィーンの大聖堂で―
純白のドレス、満席の招待客、報道陣のフラッシュ。
「待ってくれ!!」
ボロボロの姿で乱入してきた元カレは、床に跪いて泣き叫んだ。
でも私は、もう振り返らない。
7年間あなたが与えてくれなかったもの全てを、この人はたった1日でくれたから。