極道の跡継ぎに間違われて、財閥御曹司に囲われています~本当の身分がバレたら捨てられると思っていたのに~
れいな みつい
恋愛現代恋愛
2026年01月15日
公開日
4.9万字
連載中
七海千晴、18歳。ごく普通の女子高生だった彼女の運命は、ある雨の日に一変する。
放課後、桜の木の下で突然、黒いスーツの屈強な男たちに囲まれた。彼らは千晴を「大小姐様(お嬢様)」と呼び、ひざまずいて忠誠を誓う。どうやら、亡くなった伝説の極道「鬼神」佐々木龍也の娘だと勘違いされているらしい。
困惑する千晴の前に現れたのは、冷酷と恐れられる財閥トップ・氷室零。188cmの長身、銀灰色の髪、そして深い黒瞳。彼は千晴を強引に自分の豪邸へ連れて行き、こう宣言した。
「君を守る。誰にも傷つけさせない」
実は氷室は三年前から千晴に恋していた。偶然のように見えた「誤認」も、彼女を自分の側に置くための口実だったのだ。
豪華な別荘での生活、ミシュラン三ツ星レストランでのデート、ロールスロイスでの送迎――千晴は戸惑いながらも、氷室の優しさに少しずつ心を開いていく。
しかし、黒道の世界は甘くない。校内のいじめっ子、商売敵の誘拐、そして最大の敵・黒崎武との全面対決。次々と襲いかかる危機の中で、氷室は圧倒的な力で千晴を守り続ける。
そして明かされる衝撃の真実――千晴は黒道の姫ではなく、名門・櫻庭財閥の失われた令嬢だった。18年前、家族の反対で引き離された両親によって、安全な場所に預けられていたのだ。
「君が誰の娘であろうと関係ない。俺が愛しているのは、佐々木千晴という一人の女性だ」
氷室の深い愛に応え、千晴は彼と共に生きることを決意する。
二つの名門の結婚として世間を騒がせた豪華な結婚式。東京タワーを背景にした求婚。そして、新しい命の誕生――。
誤認から始まった運命の恋は、誰もが羨む幸せへと昇華する。
これは、普通の女子高生が黒道の世界に巻き込まれ、最強の男に愛され、守られ、最後には本物のお嬢様として幸せを掴む、甘く切ないシンデレラストーリー。