酔っ払って気づいたら手に婚姻届が…その配偶者は私を8年間片思いしていた財閥の社長だった!?
夢茸もぐ
恋愛結婚生活
2026年01月29日
公開日
4.5万字
連載中
温柔な先輩に裏切られたその夜、桜庭美月は酔っ払って泥酔していた。
翌朝目を覚ますと、手に婚姻届が一枚――配偶者は椿財団の社長。
記憶の中の無口な椿家の長男が、今や彼女の夫に?
「ごめんなさい、昨晩は酔っ払って……取り消しませんか?」
「いいえ。」
彼の声は低く、抑えたもので、
「お試し婚してみましょう。」
お試し婚初日、冷徹な社長がエプロンをつけて朝食を作ってくれる。
お試し婚三日目、強引な社長が車で彼女を学校に送る。
お試し婚七日目、禁欲系のイケメンが嫉妬で我を忘れる。
彼女は気づく、この商売の世界で冷徹に戦う男が、彼女の前では優しくてたまらなく温かいことに。
元彼が絡んでくる?彼は一通の電話で相手の会社を破産させる。
腹黒女が挑発してきた?彼は冷徹に命じ、警備員に通報させる。
そして、彼女は彼の書斎にある木箱を開ける――
その中には、彼女が12歳から20歳までの全ての写真が入っていた。
そして、一冊の日記が、彼女への8年間の思いを綴っていた。
「ごめんなさい、私は変態的なストーカーだ。」
彼は彼女の前で膝をつきながら告白した。
「でも、私はどうしてもこの変態に恋をしてしまった。」
彼女は泣きながら笑った。