三年で世界最高峰の脳外科医になった私、夫に右手を踏み潰されて離婚しました~あなたの脳内銃弾、私しか摘出できないのに
ぽここ
恋愛結婚生活
2026年01月30日
公開日
3.4万字
連載中
物理学の天才だった私は、
夫・南雲慎一の命を救うため、すべてを捨てた。
三年間、不眠不休で脳外科を学び、
世界でただ一人――彼の脳内に残る銃弾を摘出できる医師となるために。
それが、妻としての最後の仕事だと信じて。
だが、命懸けで帰国した私を待っていたのは、
愛ではなく、冷酷な裏切りだった。
記者会見の場で「彼の妻です」と名乗った瞬間、
慎一は私を「精神異常者」と断じ、
幼なじみの女を本命として抱き寄せる。
さらに――
外科医の命である私の右手首を、無慈悲にも踏み潰した。
皮肉にも、慎一が必死に探し求める
「奇跡の望月医師」こそ、
彼が壊し、捨てた妻その人。
脳内の銃弾は刻一刻と彼の命を蝕み、余命は残りわずか。
「もう遅いわ。さようなら、南雲慎一」
――救うか、見捨てるか。
決めるのは、かつて妻だった私。