愛した夫にキスを拒まれ続けた私は、彼が愛人にキスする瞬間に息を引き取った
みょん
恋愛結婚生活
2026年02月28日
公開日
4.9万字
連載中
大晦日の夜、私は病室で夫からの電話を待っていた。
四年間の結婚生活で、彼は一度も私にキスをしてくれなかった。
触れることさえ拒んだ。
理由は知らない。
ただ、彼の冷たい目だけが私の全てを否定し続けた。
「今年こそ、一緒に新年を迎えたい」
そう願いながら、私は震える指で彼の番号を押す。
しかし電話は繋がらない。二度目も、三度目も——。
モニター越しに映る自宅のパーティー。
笑顔の夫。
そして彼の隣に立つ、あの女性。
午前零時、新年のカウントダウンが始まる。
私の時間が止まろうとするその瞬間、画面の中で夫は——。
死んでから分かった。
彼が私を憎んだ理由。
私が知らなかった真実。
そして、私の遺した作品が引き起こす、本当の復讐の始まり。