元カレ養兄の宿敵と結婚しました!ダメ男の正体は…?
辛露
恋愛現代恋愛
2026年04月09日
公開日
8,553字
連載中
板谷雫は、養兄・清水卓哉に長年片思いをしており、6年間秘密の恋愛を続けてきた。
10年にも及ぶ苦しい恋がようやく実を結び、婚約指輪を用意してプロポーズしようと思っていた矢先、まさかの展開が待っていた!
雫は卓哉が、子供の頃から彼女を陰で妨害してきた最大のライバル・小笹澄子と親密にしているのを目撃し、二人が婚約することを知る!
家族愛と恋愛、二重の裏切りが待ち受ける中、もしこの二人にハッピーエンドがあったなら、雫は雫じゃない!
彼らの婚約パーティーのために「プレゼント」を用意していると、なんとその「プレゼント」が自動的に届いた――
クソ兄のライバル・宇仁菅徹が、彼女に手を差し伸べてきた。
「敵の敵は味方だ。彼があなたのライバルと婚約するなら、あなたもそのライバルと結婚すれば、彼は絶対に怒るだろう?」
雫は目を輝かせて言った。
「取引成立だ!」
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卓哉は雫を失って後悔した。
寄る辺ない成長をしてきた彼は、常に利益を最優先に考えており、自分のキャリアを守るために恋愛と結婚を犠牲にしたが、最終的には何も得られなかった。
彼は膝をつき、必死に懇願する。
「雫、俺は間違った。彼女とは結婚しない。もう一度チャンスをくれないか?」
雫は華麗に背を向け、新婚の夫を抱きしめ、幸せそうに笑った。
「膝をつく必要はないわ。あなたのライバルと結婚したから!」
その後、雫は知った。
卓哉を追い続けたこれらの年々、徹がずっと彼女に恋をしていたことを。
彼はずっと機会を待ち、いつでも彼女を奪う準備をしていた。
そして今、ついにその願いが叶ったのだった!