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パイプカットした夫に捨てられた私、裏社会のボスの子を授かりました
パイプカットした夫に捨てられた私、裏社会のボスの子を授かりました
林やす
恋愛結婚生活
2026年04月15日
公開日
5,816字
連載中
芽衣は、五年間愛し続けてきた夫の寛人に、妊娠したことを嬉しそうに打ち明けた。 だが寛人は冷たく告げた。彼女に自分の子を産む資格はないと。自分はとっくにパイプカットをしていたのだと。 芽衣は知っていた。寛人が想っているのは、夫を亡くした兄嫁の望美だということを。望美の産んだ子でなければ、彼は決して受け入れない。 そして芽衣自身も分かっていた。子どもを望むあまり、外で見知らぬ男に「精子を借りた」ことが、すでにバレていることを。 彼女に残された選択は、離婚しかなかった。 五年間、彼に尽くし続けてきた芽衣は、ついに離婚に同意した。それでも寛人は、彼女はいずれ大人しく戻ってきて、膝をついて許しを乞うはずだと信じていた。 だが、彼のもとに届いたのは芽衣が大きくなった腹を抱え、裏社会のボスである拓斗と結婚したという知らせだった。 信じられず、必死に芽衣に戻ってくるよう懇願する寛人。 しかし芽衣はただ彼を見つめ、淡々と言い放った。 「もうお腹も目立ってきたの。あなたもいい加減忘れたら?元夫っていうのはね、この世から消えたみたいに関わらないものよ。」

第1話 パイプカット手術を受けた

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