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如月島は満月の夜に
如月島は満月の夜に
最上優矢
SF空想科学
2026年05月08日
公開日
1,738字
連載中
ディストピアを描いた、男女の逃避行から始まり、満月の夜に終わる物語。 近未来、西暦2130年12月。 日本から数万キロ離れている自称国家、如月(きさらぎ)日本(通称「如月国」)は、老齢男性の如月玄奘(きさらぎ・げんじょう)が支配している如月島という人工浮遊島だ。 この如月国には法律がない。 だから、如月人同士が何かしでかしても、罪に問われることはない。 一方で、如月国に出稼ぎに来ている日本人に如月人が何かしたら、それは日本の法律で裁かれ、反対に日本人が如月人に何かした場合だと、そもそも法律がないため、日本人はお咎めなしで罪にもならない。 サイダーナイフの使い手であり、噂では日本人キラーと言われている歳月(さいげつ)エリア=住宅街に住む26歳の青年、朝倉富勇(あさくら・ふゆう)は12月の夕方、訳ありな女性と出会う。 皐月(さつき)エリア=繁華街に住み、キャバクラ「コールド」で働く小悪魔的な妙齢女性の佐々木涼香(ささき・りょうか)から、如月タワー(国王や王妃もいる、この国の中枢を担う111階建ての超高層タワーで、建物の外見は黒い筒のような形状をしている)の幹部社員から襲われる真似がないよう、ボディガードをしてほしい、そう富勇に頼み込む。 富勇はそれを了承するが、そのとき、如月人で構成された如月親衛隊の襲撃に遭い、そこから二人の逃避行のあと、反撃、最後にはレジスタンスも巻き込んだ如月タワーでの死闘がある。 ※この作品は TALES 小説家になろう でも投稿し、二重掲載しています

第1章 ヒーローにはヒロインが付き物

第1話 人工浮遊島の自称国家「如月日本」

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