霊媒の私は、財閥の金を巻き上げて神社を建てるつもりだったのに、気づけば三人とも夢中にさせてしまった
千霊ちか
恋愛現代恋愛
2026年06月10日
公開日
2.1万字
連載中
如月詔人、広橋兼友、庭田景清――三人の財閥の男たち。
私は赤坂の小さな霊媒師、神社を建てるために金を巻き上げるつもりだった。
しかし、気づけば――
詔人は鎌倉の離れで跪き、私の手を握り、「僕がそばにいる」と囁く。
兼友はオークションで二千五百万円を投じ、一枚の銅鏡を落札する。ただ、私の「ありがとう」を聞くために。
景清は浄霊の儀で秘密を暴かれ、額を床につけ謝り続けた。
三人三様の方法で堕ちていく中、私は静かに微笑み、全員を自らの盤上に収めていく――。