秘書だと嘲笑されていた私――社長が「彼女は7年待ち続けた人だ」と告げた瞬間、財閥婚約は崩壊し、私は彼の花嫁になった
コーヒー!
恋愛現代恋愛
2026年06月24日
公開日
3.6万字
連載中
清水葵は神谷製菓ホールディングスで、社長執行秘書として7年間勤務していた。
だが彼女は、上司である神谷蓮と京都名門・九条家の婚約騒動に巻き込まれていく。
九条家の令嬢・美緒は大勢の前で彼女に婚礼靴を履かせ、そのまま1億円を突きつけた。
「東京から消えなさい」と。
さらに彼女を追い詰めたのは、母親に騙されて秋田へ呼び戻され、見知らぬ相手との見合いを強いられかけたことだった。
家族の搾取と財閥社会の侮辱の中で、彼女は自分の人生は“頭を下げ続けるだけの秘書”として終わるのだと思っていた。
しかし。
最も惨めな姿で、トウモロコシ畑にしゃがみ込んでいたその時。
冷徹だと思っていた上司が東京から現れ、彼女の腕を強く引き上げた。
そして、すべての人間の前で告げる。
「彼女は、私が7年間待ち続けた人だ」