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毎晩精力剤を飲むほど私を求める夫なのに、コメント欄は「逃げて、彼はあなたを殺す」と告げていた
毎晩精力剤を飲むほど私を求める夫なのに、コメント欄は「逃げて、彼はあなたを殺す」と告げていた
易木
恋愛現代恋愛
2026年07月30日
公開日
2.3万字
連載中
結婚して三年。東雲幸奈は、自分が愛されていない夫の妻なのだと思っていた。 彼は夜の営みの時、彼女が苦しくないかなんて一度も聞いてくれなかった。 激しい時間の後も、彼は背を向けてそのまま眠る。また彼の求めを断ったある日。 幸奈は、突然現れた不思議な文字を見た。 【この女、早く気づいて!東雲はあなたを愛してなんかいないよ】 【本当に愛してるなら、どうしてあなたが苦しむことを平気で許すの?】 【確か……この人、最後は黄体破裂で大量出血して亡くなるはず】 その瞬間。幸奈の背中に冷たい汗が流れた。 ――私、死ぬの? シャツに時々残る、知らない女性の香水の匂い。 痛みに耐えながら枕を噛みしめている横で、彼はすでに眠っていた。 その後も、あの奇妙な文字は何度も現れた。 まるで彼女の結婚生活の未来を、誰かが予言しているかのように。 そして、ある夜。 幸奈は見てしまった。夫のシャツの襟元に残された、赤い口紅の跡。 その瞬間、文字が告げていた“東雲の本当の愛する人”が現れたのだと悟った。 幸奈は何も言わなかった。 静かに荷物をまとめた。 そして、すでに記入済みの離婚届を持って、区役所へ向かう準備をした。 その文字がどこから現れるのか、彼女には分からない。 でも、ひとつだけ分かっていた。 このまま彼のそばにいたら―― 自分は死ぬ。 ……本当に、そうなのだろうか?

第1話 彼女はもうすぐ死ぬ?!

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