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妊娠が判明した日、私は離婚届にサインした
妊娠が判明した日、私は離婚届にサインした
ねみね
恋愛結婚生活
2026年09月02日
公開日
8.9万字
連載中
結婚して三年。佳苗は夫の俊司のために尽くし続け、いつか彼の心も自分に向くと信じていた。 だが、銀行強盗に巻き込まれ、生死の境をさまよった日――。 「夫が迎えに来てくれた!」 そう思った佳苗の目の前で、俊司は彼女を素通りし、別の女を抱きしめた。 その女こそ、和泉家の本物の令嬢である実香。しかも俊司が長年愛し続けてきた女だった。 実の両親は事故死、兄は昏睡状態。すべてを失った佳苗に、俊司はさらに残酷な言葉を突きつける。 「実香に腎臓を一つ譲れ」 三年間、妻として尽くした結果がこれ? 佳苗の中で、最後の情まで完全に切れた。 「夫はもういらない、好きに結婚すればいい。でも私の腎臓だけは、死んでも渡さない!」 そして彼女は離婚協議書に迷いなく署名する。 ところが――。 かつて自分から離婚を迫ったはずの俊司が、今度は協議書を目の前で破り捨てた。 「離婚?俺が許すと思うな」 愛していた時には振り向きもしなかったくせに、彼女が心を捨てた途端、手放そうとしない夫。 ならばもう、従順な妻でいる必要なんてない。 佳苗は奪われた人生を取り戻すため、最低な夫と偽善者たちへの反撃を始める!

第1話 夫が迎えに来た

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