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プロポーズの日に捨てられたので、元彼の兄と電撃婚しました!~逃げた契約妻は、やがて歌姫に~
プロポーズの日に捨てられたので、元彼の兄と電撃婚しました!~逃げた契約妻は、やがて歌姫に~
スミナ
恋愛現代恋愛
2026年09月01日
公開日
1.1万字
連載中
【夢を追う新人歌手vs大人の余裕を持つ御曹司】 【元彼の後悔はもう遅い*契約結婚から始まる恋*立場逆転*身分差*ハッピーエンド】 雨宮詩乃は、五年間も恋人との関係を隠し続けてきた。 いつか堂々と一緒になれる――そう信じていたのに、プロポーズを約束した日、彼はとうとう姿を見せなかった。 深く傷ついた詩乃は彼に別れを告げ、勢いのまま彼の兄・久世冬弥と結婚する。 夫となった冬弥は、お金持ちで、口数が少なく、見た目も申し分ない。 雨の夜には詩乃を抱きしめ、耳元で優しく囁いてくれる。 「いい子だから、もう泣くな」 契約結婚から、もうすぐ一年。 結婚記念日を前に、詩乃は契約だけの関係を終わらせ、冬弥と本当の夫婦になりたいと思うようになっていた。 彼との子どもが欲しい――そう決意した矢先、詩乃は個室の外で冬弥たちの会話を偶然耳にしてしまう。 自分が本物だと信じていた彼の愛は、すべて初めから仕組まれたものだった。 詩乃は静かに笑い、冬弥への想いを胸の奥にしまい込む。 そして、妊娠を告げる診断書だけを残し、ひとり海外へと旅立った。 詩乃が去って一か月後――音楽業界に、期待の新人歌手が現れた。 二か月後――彼女のそばには、新しい恋人候補の姿があった。 三か月後――元カレが毎日のように彼女の家の前で土下座し、やり直してほしいと頼み続けているという噂が届いた。 それを聞いた冬弥は、その日のうちに海外へ飛ぶ。 そして詩乃の前に現れた瞬間、二人の立場は逆転した。 これまで余裕たっぷりだった冬弥が、今度は必死になって彼女を追いかける。 「詩乃。今度は俺が、君に選ばれるまで諦めない」 追われる側だった彼女は、いつしか誰もが手を伸ばす高嶺の花に。 恋も夢も、最後にすべてを手に入れるのは――雨宮詩乃だった。

第1話 存在しないプロポーズ

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