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産後すぐ離婚された私、天才研究者として名門大学に返り咲きます
産後すぐ離婚された私、天才研究者として名門大学に返り咲きます
ニ〇ニ
恋愛現代恋愛
2026年09月14日
公開日
12万字
連載中
出産から一ヶ月。 三浦美月は、生まれたばかりの娘・光を抱きながら、夫・駿が迎えに来るのを待っていた。 けれど、彼から届いたのは―― 「仕事がある。行けない」 たったそれだけだった。 妊娠中も、出産の日も、産後も、ずっとそうだった。 ――私は丈夫だから。 ――一人でも大丈夫だから。 そう自分に言い聞かせ、五年間の結婚生活を守ってきた美月。 だがその日、偶然立ち寄ったホテルで、彼女はすべてを覆す光景を目にする。 夫の腕の中にいたのは、美月の娘ではなかった。 従妹・紬の息子を愛おしそうに抱き、自分には一度も見せたことのない優しい笑顔を浮かべる駿。 妊娠中から付き添い、出産にも立ち会い、一ヶ月祝いまで盛大に開く――。 しかも彼が祝いの品として差し出したのは、美月の母が光のために託した、一族の家宝だった。 「君は強いから大丈夫だろ」 「紬は身体が弱い。君とは違う」 その瞬間、美月の中で、五年間守り続けてきた愛が死んだ。 家宝を取り返し、彼女は静かに告げる。 「離婚しましょう」 だが駿は、その決意さえ「嫉妬」と「産後の情緒不安定」で片づけた。 さらに、美月が命を削って完成させた大型プロジェクトの功績を紬に譲れと言い、挙げ句には―― 「紬の子にも、君の母乳を分けてやってくれ」 妻だから。 母親だから。 強い女だから。 そう言われて耐えるのは、もう終わり。 娘を守るため。 奪われた誇りも、人生も、すべて取り戻すため。 美月は夫を捨てることを決めた。 しかし、駿が異常なまでに紬を庇い続ける本当の理由、そして二人が五年間隠してきた過去が暴かれたとき―― この離婚は、誰も予想しなかった泥沼へと転がり落ちていく。

第1話 子どもの性別は?

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