ヤンデレ極道若頭の恋愛シナリオ~年上の私が落とされるまで~
Echo
恋愛現代恋愛
2026年10月13日
公開日
2.6万字
連載中
【甘え上手な年下ヤンデレ】×【クールな極道の女王】
極道の女王・東雲美羽は、お見合いのたびに頭を抱えていた。
彼女が席に着いただけで、和やかなはずの場が一瞬で取調室に早変わりするのだ。
そんな美羽の前に現れたのは、東堂会の新たな跡取り・東堂奏多。
人前では素直でおとなしく、頼りなげに目を伏せるだけで、誰もがつい甘やかしたくなる。
成人したばかりの、可愛い子犬。
そう思っていたのに――その正体は、狂気じみた執着で彼女にまとわりつく、とんでもない男だった。
美羽の品を焼いたのは、彼女のそばに居座る口実を作るため。
頬を張られても、懲りるどころか、その手のひらに頬をすり寄せる。
組織を丸ごと差し出すのも、たったひと言、「あなたを信じる」と言ってほしいから。
「あなたの犬にしてよ。ご主人様は、一生あなただけだから」
美羽は冷ややかに笑う。
「お子様ね。私を手玉に取ろうなんて、十年早いわ」
ところが次の瞬間、奏多は不意に彼女の唇を奪う。
強引なキスに、クールな女王は思わず膝から力が抜けてしまう。
権力を巡る攻防と、甘く危険な恋の駆け引き。
子犬を手なずけているつもりだった美羽は、まだ知らない。
すでに主導権を握っているのは、あの甘えたがりの年下男だということを。
気づけば、揺るがないはずの心まで、彼にかき乱されていた――。