第四皇子のつがい婚―年下皇子は白百合の香に惑う―
188人気·0·14万字
最初から読むブックマーク応援する
あらすじ
詳細
【αの皇子とΩの官吏、意に染まぬ結婚からはじまる中華風オメガバース】 嶌国の第四皇子・朱燎琉(α)は、貴族の令嬢との婚約を前に、とんでもない事故を起こしてしまう。発情して我を失くし、国府に勤める官吏・郭瓔偲(Ω)を無理矢理つがいにしてしまったのだ。 Ω開放政策を唱える父皇帝から命じられたのは、郭瓔偲との婚姻だった――……。 納得いかないながらも瓔偲に会いに行った燎琉は、そこで、凛とした空気を纏う、うつくしい官吏に引き合わされる。 漂うのは、甘く高貴な白百合の香り――……それが瓔偲だった。 戸惑いながらも瓔偲を殿舎に迎えた燎琉は、しかしそこで、彼の口から思ってもみなかったことを聞かされることになる。 「私たちがつがってしまったのは、もしかすると、皇太子位に絡んだ陰謀かもしれない」 婚約解消を皇帝に願い出るため、ふたりは調査を開始するが、ともに過ごすうちに燎琉は次第に瓔偲に惹かれていって――……? ※多少の性描写を含みます。苦手な方はご注意ください。
応援チケット
作品アチーブメント
創意工夫ありし者創意工夫ありし者2024-10-02 08:23ネオ・デビューネオ・デビュー2024-08-28 10:16作者のひとりごと作者のひとりごと