連載中·新着更新:第3話「夏別れ」·2024年09月20日 19:00
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あらすじ
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徒然なるままに書いた独自設定の少年純朴恋愛色々。
第1話「愚直な君の愛言葉」
第2話「残恋歌」
第3話「夏別れ」
(以下順次更新)
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ネオ・デビュー2024-09-18 19:00創意工夫ありし者作者のひとりごと
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ダークな作品を書くのが好きです。小説書いて20年超え。閉じる
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氷の剣士は炎の勇者に立ち向かう生命を育み育てる生命の神を奉るセカイ、セフィロート。
このセカイは幾度もの災厄を[ダート]という魔法の概念から外れた特殊能力を持つ者たちにより救われてきた。
影年一九九五年、セカイは生命の神の対抗神闇の女神ディーヴァを奉る魔王ノワールの下に決起した魔物や魔族によって、セカイ侵攻が行われ、十あるうちの六都市を魔王軍に占拠されるという危機に陥っていた。
こんなセカイにもたらされたダートの持ち主は二人。炎を自在に操るダートの持ち主のリヴァル。氷を自在に操るダートの持ち主のリアン。
けれど、とある出来事をきっかけに、勇者として育てられていたリアンは森へ逃げ、迷子になっていたところを魔王四天王の一人にして、森の守護者であるアミドソルに助けられる。
敵ということよりも助けてくれて、たった一つの望みを叶えてくれたソルに深い恩義を感じたリアンは、ソルへの恩返しにソルの森の守護者としての役目を手伝うことに。
けれど、魔王四天王と結託するリアンをもう一人の勇者リヴァルが許すわけもなく……



「僕はただ、僕を僕のままで受け入れてくれた人を、場所を、守りたいだけなんだ」



そんなリアンの純粋な思いをリヴァルは否定しようとする。
リアンが敵でも味方でもないなんて、理解できなかったから。

普通の物語でなら、主人公の好敵手となるような人物の視点から描いた切ないすれ違い。
心を研ぎ澄まして、静かに——