あらすじ
詳細
 藤倉莉緒は廃れかけの祓い屋である父、和史と二人暮らし。学校の帰り道、莉緒は神社の鳥居の陰に一匹の汚れた子犬を見つける。犬を飼う余裕なんて無いと素通りするが、翌日もまたその子犬は同じ場所に。日に日に目に見えて痩せていく子犬の様子に、あまりにも可哀そうだと意を決して連れて帰る。汚れを落としてやると犬ではなく狐だった。莉緒の看病の甲斐もあり元気を取り戻した狐、ムサシは本来の姿、妖狐へと戻り、恩返しに式神として仕えると宣言する。  食い扶持が増えた分、日銭を稼ぐためにフリマアプリで不要品を処分してお金を得ようと、普段あまり入ることの無い蔵の中を探し始める。が、あまりの薄暗さに隅に置いてあった壺にぶつかり割ってしまう。すると、中から猫又が飛び出してきた。昼寝中に誤って封印されたせいで、猫又のミヤビは何年も出られない状態だったと怒り狂う。だらしない家人の根性を叩き直し、一人前の祓い屋にしてやると、オカンさながらの細かい指導を入れて来る猫又。妖のツテを使い、様々な依頼を集めてくるが、どれも少し独特の案件ばかり。  頼りない父に代わり、莉緒は式神二体と協力して依頼を解決していく。閉じる
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創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-04-29 11:50ネオ・デビューネオ・デビュー2025-03-06 13:16作者のひとりごと作者のひとりごと
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